今年もキノコバエの大量発生の季節がやって来ました。
私とキノコバエとの戦争も4年目に突入します。
キノコバエ2014年の戦い
https://t.co/mnppOTLk5j
キノコバエ2013年の戦い
https://t.co/nljctvfeCu
キノコバエ2012年の戦い
https://t.co/8ofmzmhuYb
今日からまた奴が来た…。4年目の戦争じゃ…。 キノコバエ2014年の戦い https://t.co/mnppOTLk5j キノコバエ2013年の戦い https://t.co/nljctvfeCu キノコバエ2012年の戦い https://t.co/8ofmzmhuYb
— 時田憲一(本人) (@tokeyneale) 2015, 7月 13
奴らは害虫ではなく「不快害虫」ということで害虫対象からの法の網をくぐり抜け、
建物のわずかなすき間をくぐり抜け、大量発生します。
午前中の涼しい時間帯にことごとくまとわり付いて不快にした挙句、
4時間で死んで大量の死骸を残すことを毎日繰り返すというすさまじい早さの世代交代をしています。
これをおよそ3ヶ月間繰り返すのでたまりません。
対策法は2014年度の戦いで詳細に書きました。
今年度も同様の方法です。
キノコバエ2014年の戦い
https://t.co/mnppOTLk5j
- 梅雨明けした早朝の7時~10時の晴れた涼しい時間に大量発生するので、その時期・時間を狙って対策すること(6月の中旬頃~9月下旬頃)
- 「明るい・白い」ところに集まるので、電気を消し、カーテンを閉めておく
- 換気扇やクーラーからも入ってくるので7時頃~10時頃につけない
- 窓枠・天井・床など発生する場所には「黒っぽい紙やボードあるいはシートと、ガムテープで目張り」する
- 家の周辺に薬剤を巻くと半減
- サキュレーターの風で部屋の隅の一ヶ所に誘導させることが可能(発生時間に事前に起動しておく)、そこにハエ取り紙やハエ取り棒設置
- 掃除用のコロコロは欠かせない
これに加えて「小型の掃除機」も買いました。
正直、コロコロより手間が省けて便利になりました。
しかし今年は7月13日から発生しだしたものの、今までと比べて
かなり少ない
です。
一体どういうことでしょうか。
8月の半ばに入ったらほとんど現れていません。
終戦から70年目になるので一時休戦してくれているのでしょうか。
【原因】なぜキノコバエは急にいなくなったのか?
キノコバエは、先行見聞の通り、今年は急にいなくなりました。
その理由は謎です。
しかし「年単位の周期的な大量発生」ということは裏付けられました。
一生、毎年続くわけではなく、いつかは終りがあるということです、
マイマイガのように10年単位で大量発生したり、
周期ゼミのように素数の年に大量発生したりする法則性がある
・・ように思います。
温度、湿度、竜巻や突風、ゲリラ豪雨や降水量に高温、エルニーニョ現象/ラニーニャ現象や、ヒートアイランド現象など温帯の日本らしからぬ亜熱帯のような異常気象に伴っての環境の変化などは、なにも関係ありません。
- 発生期間は7月中旬~9月下旬(およそ3ヶ月)
- 発生時間は7時~10時の晴れた涼しい時間
- 発生範囲は約1km圏内(田畑や山に近いほど多い)
- 寿命は4時間
発生範囲に関して、周辺住民の情報を聞くとだいたい1km圏内に収束していました。
この1km圏内が市町村で無差別爆撃のようにランダムの箇所に発生しています。
この「4時間で死ぬ」という寿命も、もしかしたら「4年で終息する」のかもしれません。
・静岡県熱海市では平成19年に大量発生
・愛知県豊橋市では平成22年、23年に大量発生
・広島県広島市では平成22年、23年に大量発生(被害により給食センターが閉鎖)
・愛知県岡崎市では平成23年に大量発生
・京都府宇治市では平成23年に大量発生
・岐阜県多治見市・可児市・御嵩町・富加町・川辺町・八百津町、愛知県豊田市では平成23年、24年、25年に大量発生
(被害により一部給食センターが閉鎖)
この保健所や役場側から被害の勧告を見るに、3~4年で終息している可能性があると思います。
しかしまだ油断ならない。
時期を変えて発生する可能性もあるので、今後も比較しながら経過観察を続けていきます。