パワハラのビッグモーターに学ぶチェック表量産の典型的な組織破綻

ビッグモーターも「チェックシート量産」の典型的な破綻パターン。

チェックシート量産」の典型的な破綻パターン

「チェック表のチェック表のチェック表を作ろう」
「チェック表を監視する人の監視する人を作ろう」とか
「どうしたら問題が解決できるか?」ではなく、上がミスを認めず「どうしたら全知全能の自分より下の人間だと部下に自覚させるか」を動機にやってしまい、よりひどい始末になってる職場の多いこと

チェック表以外の事項なら何やっても良いと倫理破綻、無法地帯化

更に「ノルマとそれに対する降格という脅しの恐怖」の減点方式を加えると
「チェック表の過激化」
「良い報告しか上へ上がらない(隠蔽)」
「チェック表以外の事項なら何やっても良いと倫理破綻、無法地帯化」が起こる。

「批判家は提案できない」

テレビを見る暇なおばさんみたいに「ここが悪いここが悪い」と批判することは小学生でもできるのですが、
「批判家は提案しない」の格言通り「ではどうしたらもっと良くなりますか?」と建設的提案の思考訓練を怠けて全くやってないので批判だけでぬか喜びしてしまう。
その怠惰が組織崩壊を生むのだと。

心のガードが固くて傾聴への姿勢がないと

このタイプの人たちは、
親に植え付けられた習性で「それは違う」と否定を連呼すれば「勝った」と思い込み
「他人を裁判してやる」と強迫行為をしながら
「自分の過去の武勇伝(浅っさい経験則)」で潰すので

やられた相手は大変に不快を感じて人が去っていくのです。

完璧主義、強迫性パーソナリティ障害が上に立つと必ず組織を崩壊させる

仕事が忙しくて人手不足!と言う割に
→「チェック表のチェック表のチェック表を、監視する人の監視する人の監視する人が、罰ゲームの反省文を鉛筆ノート手書きしてからパソコンへ打ち込む作業が終わりません」で

従業員皆それで「今日の仕事へたどり着けない」の状況なってる悲喜劇な職場が多すぎる

このタイプの完璧主義、強迫性パーソナリティ障害が上に立つと必ず組織を崩壊させる。
「自分は努力苦労した(と思い込んでる)完璧性への承認欲求」「他人は努力が足らない」という、他者へ「非現実的な欲求」「減点方式」を必ず持ち込むから。
自分は棚上げした幼稚な恐怖政治のピラミッド構造を作る

「チェック表(聖書)」と「監視者」が数珠繫ぎに増え続ける

強迫性の典型的な減点方式のノルマ恐怖支配は「チェック表が間違っているわけがない」「教祖が絶対」で更新されない。
問題解決に目が向かず「チェック表(聖書)が守れなかった奴が悪い」と責任監視者を作る。
追加「チェック表(聖書)」と「監視者」が数珠繫ぎに増え続ける

宗教の経典と同じで更新せず「加上」して行き詰まる

冨永仲基が出定後語で指摘した通り、宗教の経典と同じで更新せず「加上」していく。
「教祖様の作ったありがたい経典の、その弟子のありがたい経典の、その弟子のありがたい経典の、その伝導者の伝導者の伝導者の伝導者…」と過去崇拝で規制と監視が伝統となり、ダラダラと長いだけのお経が仕上がる。

江戸時代の学者・富永仲基の定義した「加上説」(かじょうせつ)は、追加で優位性を出そうとする。長く続くほど意味が強まり本質から外れていく。

更新ではなく、スパゲティコードを直さずに追加で続けていくので、全く機能しなくなる。

遅かれ早かれ破綻して復古へと至るのです。

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