なぜ道路を掘って埋める無意味な工事をするのか?~建設会社がバットニュースを出すタイミング~

政治経済・近代学問

なぜこのタイミングで清水建設のバットニュースかというと、

「3月までの年度末のゼネコンの予算消化が終わったから」です。

4月(年度初め)からは受注期なので実利のある工事は少なくなります。

身近で言うと、舗装の建前でわざわざ綺麗な道路を掘って埋めるだけの工事のアレです。

あの無駄な工事を「予算消化」と言います。

ああやって予算をわざと使い切って赤字にしておかないと自民党から利権団体としてカネがもらえないからです。

清水建設(1803)は13日、政府の緊急事態宣言が発令されている7都府県にあるおよそ500の全作業所を原則として閉所する方針を固めたと発表した。

清水建、作業所500カ所を閉所 コロナ緊急事態宣言の7都府県 2020/4/13
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL13HZQ_T10C20A4000000/

事が収束してきたら、どうせ真っ先に「道路を作ろう」と意味不明なことを日本政府は言い出すでしょう。

建前上は物流の回復。裏はゼネコン利権へカネを流すため。

疲労している医療や福祉へでもなく、疲弊している飲食店や小売業や農業でもないのです。

それらを潰したついでにコンクリートで固めるつもりなのです。

タイトルとURLをコピーしました