異世界設定には難易度がある

政治経済・近代学問

ライトノベル及びなろう系で異世界転生モノが流行りである。

ライトノベルは、ストレスから切り離した楽しい世界を創造するため、できるだけ現実から切り離したファンタジーで非現実的なものが好まれる。
現実世界だけで設定を作ろうとすると、細かいほころびが生じてしまうので、転生という形で現実世界との接点を残しつつ、異世界へ飛ばしてしまえば良い。

しかし異世界設定には難易度がある。

初級者設定は、種族が違う、宗教が違う、言葉が違う。
ことである。
エルフやオークやドワーフやゴブリンのような北欧神話の多様なキャラクターの登場。それに伴って謎の教団や黒魔術集団という宗教の登場。
もう一歩踏み込むと言葉も違ったりする。

Re:ゼロから始める異世界生活

この素晴らしい世界に祝福を!

オーバーロード

幼女戦記

元々これらのなろう系で、主人公が異世界に転生するのは「ゼロの使い魔」に発する。すでに作者は若くして死亡してしまった。
ゼロの使い魔

では上級者向け異世界設定とは何だろうか?

上級者設定は、独自言語がある、独自文明(技術や規格)がある、独自民族がいる、独自宗教がある。

宗教が違う<言葉が違う<民族(血)が違う
…の順で人は戦争を起こすからだ。宗教違う程度だけでは戦争まで発展しない。

なので異世界設定する時点で独自宗教、独自言語、独自種族が出てくると必ず戦争勃発してないとおかしい世界。

ただ敵側の独自言語まで設定しないといけないので創作難易度が高くなる。

ジブリ宮崎駿作品や、押井守作品等々、挙げだしたらきりがないが、

最近見たアニメーションでこれらの設定があったのは、

メイドインアビス

DRIFTERS(ドリフターズ)

HUNTER×HUNTER

などであった。

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