有と無の上位互換の「空」(くう)、有職も無職も超えた「空職」(くうしょく)と定義する。
無一文ではなく無一物
社会的な孤立ではなく「孤独」に悟り、無一文ではなく「無一物」の状況。
無一文ではなく無一物。
自分の中の浮ついた心が春の清流に潜没するが如く、深い場所でゆっくりと浄化されていき、植物の声が聴こえるほど敏感に神経が研磨された波長を発するようになります。
自分を形作る肩書き等の鎧を削ぎ落としていったあとに残るのは「人間性」であり、それを紡ぐのは「関係性」なのです。
現在の私の状況
毎日、より良く生きるために手術で人間の臓器を扱ってきて、
毎日、より良く死ぬために緩和ケアで死を看取ってきて、
なんかもう生死が凝縮されて私自身が世捨て人みたいになってる。なった。
2003年、2013年、2023年
概ね10年単位で私の進路が狂ってくる。理由はすべて障害者の親の病態悪化による介護。
そこから何とか低空飛行で安定して、3年後に再び1年程度のドン底が来るが、そこから急に運が良くなる。
周期的なものだろうけど、人間の一人の人生にしては統計的なサンプルが少ないので必ずそうなるとも言い切れない。