結論から書くと、
・「90cm(縦+横+幅の合計)以下のダンボール」に
・「2kg以下の荷物」を
・「小型包装物」の「SAL(サル)便」
で送るのが最も安いです。
2kg以上なら2つの箱に分けて送ったほうが安くなります。
SAL便とは?
SAL(サル)便とは、飛行機で言うエコノミークラスです。
もう一つ上位の「航空便」より届くのが遅いですが、安いのが利点です。
小型包装物と国際小包の違い
・小形包装物(2kgまで)
・国際小包(30kgまで)
という違いです。
2kg以上の場合、可能ならば国際小包一箱にまとめるより「小形包装物を複数個」に分けたほうが送料は安くなります。
小形包装物(2kgまで)
最大重量2kgまで送ることができます。
航空便扱い・船便扱いのほか、エコノミー航空(SAL)便扱いができる国があります。
小形包装物(2kgまで)
https://www.post.japanpost.jp/int/service/small_packing.html
国際小包(30kgまで)
国際小包(30kgまで)
https://www.post.japanpost.jp/int/service/i_parcel.html
小型包装物の価格
(参考)
国際郵便料金表 郵便局
箱の中身の荷物にはどこまで高価なものを入れていいの?
何でも入れて送っていいというわけではありません。
箱に入れる荷物の中身の金額は、約300SDR(約4万5000円)までです。
あとは基本的には飛行機に持ち込んで帰れないもの。
火器やスプレー缶など危険物、輸入規制のある乳製品やお肉、冷凍品、高価な貴金属はダメです。
①90cm(縦+横+幅の合計)以下のダンボールを用意しよう
3辺合計の90cm(縦+横+幅の合計)以下のダンボールを用意します。
②2kg以下の荷物を入れよう
全辺90cmのダンボールに2kg以下の荷物は、よほど大きなものでない限り、意外にスカスカになります。
目安としてグルコのお菓子のポッキーの箱(一箱約80g)で約10個分くらいです。
③国際郵便マイページから情報入力して送り状等を印刷
2021年1月以降から国際郵便マイページで送り状等を入力して印刷することが郵便局で推奨されるようなりました。
以前は手書きでも良かったですが世界共通でセキュリティ向上のために入力式になりました。
具体的な手順は公式サイトを見ながらやると効率的です。
国際郵便マイページの使い方
https://www.post.japanpost.jp/intmypage/howto.html
「初めてのお客様」
↓
個人のお客様
↓
お客さま情報を登録
↓
送り状を作成する
↓
発送種別 (いずれかにチェック)
例)
・国際小包(30kgまで)
・小形包装物(2kgまで)←「モノ」を送る場合、多くはコレが多い。
↓
発送方法(いずれかにチェック)
例)
・航空便(通常の飛行機に乗せて運ぶ)←SAL便が使えない場合はこちらを。
・SAL便(航空便のエコノミーバージョン。2021年現在感染症により一時的に停止。チェック可能であればこちらを選択する)
・内容物をローマ字で書くこと
・中古のモノは中古の値段
・フィギュア(figure)を送る場合は、接着剤を使用していない(not glue)の表記が必要 例)Ultraman figure(not glue)
・人形(Doll)の場合は、電池やバッテリーの有無が聞かれるだけ。なので人形(Doll)やキーホルダー(KeyHolder)と最初から書いておいたほうが追加記載の手間がない。
・服は「USED CLOTHES」(古着)「Personal Use」(個人利用)と記載しないと関税が発生する可能性(書かなくても問題なく届く場合もあります)
古着で0円であっても10円でも価格を記載したほうがいい。ただ安すぎる額を書くと紛失など何かあった際にその額しか返金されません(よほど今までなかったですが)
これで印刷したものをダンボールに貼り付けて郵便局へ持っていきます。
国別の送料を確認する方法
以下からみると分かりやすいです。
地域で調べる 郵便局
https://www.post.japanpost.jp/cgi-kokusai/index_area.php
例えば、私は今回、ドイツへ送りました。
定形外 2kg
長さ+幅+厚さ=90cm(許容差 2mm)
ただし、長さの最大は60cm
(許容差 2mm)
となっていることが確認できます。
2021年初旬、小形包装物(2kgまで)を航空便でドイツまで送った結果、一週間程度で届きました。