国際赤十字社とBISと天皇の歴史

日本では聖路加(聖ルカ・ナイチンゲール、キリスト教カトリック)vs 赤十字(アンリデュナン、キリスト教プロテスタント)の戦いが起こらずに本地垂迹して良かった。

下手しなくても戦後に
宗教(有神論)vs 無宗教(唯物論、理科系)の戦いがあったわけで、
80年代の新興宗教ブーム時の
統一協会(勝共)vs 共産党のように、
赤十字 vs 共産党の夢のバトルは日本で起こらなかったのだろうか。

リベラルアーツを知らずに右翼左翼を語るからデタラメになる

なぜ天皇陛下が赤十字の名誉総裁トップか

赤十字社=天皇=BIS(国際決済銀行)。戦争中に日本中から集めた貴金属の天皇資産をスイス・バーゼルBISの為替部長の吉村侃(よしむらかん)を通じて逃した。今でも赤十字トップが天皇なのはこのため。

戦時中に日本中から集めた貴金属の財産を天皇陛下に持っていって、それを決済したのがスイスの国際決済銀行BIS。
コネクションのスイス赤十字から代々天皇陛下が赤十字名誉総裁なわけで。

戦前からの赤十字社の正看護師の祖母の話を聞いた限りでも、すでに幕末のパリ万国博覧会の時点で筆頭の佐野常民と大給恒を中心に日本にコネクションができてる。1863年。というか国際赤十字社の結成とほぼ同時期。

戦時中に日本中から集めた貴金属の財産を天皇陛下に持っていって、それを決済したのがスイスの国際決済銀行BIS。

コネクションのスイス赤十字から代々天皇陛下が赤十字名誉総裁なわけで。

元々スイスとフランス中心に赤十字社は当初は動き、パリ万国博覧会の時点で江戸幕府(フランスの支援を受ける)と親交があった。
日本赤十字社創立当初から天皇を始め貴族が最初から群がってできている。

戦前より天皇陛下とスイス国際赤十字社はワンセットで動いており、当然、活動資金の受け口にスイスに口座があっただろう。
戦後末期にスイスの国際決済銀行幹部のスウェーデン人のペール・ヤコブセン、同じく為替部長の吉村侃。

パー・ヤコブセン、ペール・ヤコブセン、ペール・ジェイコブソン
スイスの国際決済銀行幹部のスウェーデン人のペール・ヤコブセン、親しかったのが同僚の為替部長の吉村侃(よしむらかん)。
Per Jacobsson

この2人の当時の親交は手記も残っている通り、とても深かった。
GHQが探しても見つからなかった天皇の財産。
当然スイス銀行の口座へ日本国民から集めた貴金属類の天皇の財産をBISへ持ち込んで決済したと考えられている。

国際赤十字社結成と幕末のパリ万国博覧会が同時期

幕末のパリ万国博覧会(1867年4〜10月)の時点で筆頭の佐野常民と大給恒を中心に日本にコネクションができてる。1863年、国際赤十字社の結成とほぼ同時期。
背景にはフランス vs イギリスがあったろうな、と。
日付見ると興味深い。
フランスのロッシュの働きかけで1867年4月に幕府使節団がフランス到着。
パリ万国博覧会の期間は4月から11月。

幕府は9月からスイスやオランダやイギリス等も回る予定だったが
1867年11月に大政奉還され、急いで帰国。1868年に王政復古→新政府。
完全に寝込みを襲われてる。

この時点で赤十字トップのデュナンを払い落として、空白の9年後に国際赤十字委員会としてナンバー2だったデュフールとモアニエのジュネーブのカルヴァン派で継続。再創立後に世界中で手広くやり始めるスピードが異様に早い。イギリス中心にフランス等の欧州列強の流れに乗っている。

国際赤十字社は元々フランスを中心に活動していた。結成後にほどなくして、理想主義者のアンリデュナンと、現実主義者の銀行家ギュスターヴ・モワニエで対立して内部崩壊している。

デュナンはカルヴァン派なので質素倹約清貧ボランティアで運営するとやって対立。
この頃も完全にバックはフランス。

国際赤十字社の活動速度が強くて早すぎる

スイスの国際赤十字社の結成から、西南戦争を経て1887年に博愛社(日本赤十字社)で日本の皇族が絡むまで。
パリ万国博覧会で国際赤十字社に接触してから24年後だが、出だしから皇族コネクションがあるのが強すぎる。

イギリスのナイチンゲールvsスイスのアンリデュナン、つまりカトリックvsプロテスタントでカルヴァン派なのが強烈で。
労働対価 vs ボランティアくらい思想が違うので、ナイチンゲールは自分のフンドシを借りて戦おうとするアンリデュナンを嫌いまくってた。

1867年にアンリデュナンの赤十字社は破綻して、1876年に活動だけ受け継いで「赤十字国際委員会」(ICRC) になってるので、この空白の9年間に何があったか。

名前がInternational Committee(コミュニティ)になってる。当時の各国の愛国心ナショナリズムと共鳴して道徳的人道。

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