両名とも若い自殺者。その日記です。
60年代以降の人(今の年配者)と、 90年代以降の人(今の若者)で象徴的な考え方・心理の比較ができます。
具体的には悩みの内容が、
60年代以降の人は、自分の存在や社会的意義に対し、
90年代以降の人は、他人とその関係性となっています。
自我を内側に突き詰めていく昔に対し、外に拡散していってバラバラになって統合できなくなっていく今という違いです。
実際に本を読んでみるとその感じがよくわかります。
高野悦子「二十歳の原点」
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南条あや「卒業式まで死にません」
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