現状でさえ年金を落ちなくフルで40年間も支払って60代で定年退職した正社員でさえ、老後にもらえる年金は月12万円程度なので。
将来世代はここからインフレ物価高と増税されながら支給額も減らされていくので、働いても源泉徴収で天で引き続けられるのが悲しすぎる。

正規雇用の人でさえ逃げる術がないんですよね。イデコやニーサのインデックス投信で間接的にドルにしながら節税しても、ふるさと納税しても、増税に対してジリ貧にしかならんですね。起業してマイクロ法人してもインボイス制度…。国外逃亡しないよう抑えてる感じですね。


なぜ海外移住しても2年で帰ってきてしまうのか?

仮に海外移住したとしても、2年程度で戻ってきてしまうのは風土より就労ビザ維持の限界。
現状の先進国では日本の医療や社会保険の方が恵まれてるので、世界最強の日本国籍と社会保険制度を捨ててまで老後生活を海外でするのは逆に難易度が高くなる。

東南アジアの戦争リスクの国

東南アジアでここ10年でシンガポールもマレーシアも飽和して、あとはフィリピンとベトナム(日本人以外から見れば日本も)が次の飽和先。
ただフィリピンは第一列島線かつ台湾の南で台湾有事に巻き込まれるのと、ベトナムは中国の属国なので、政治的リスクと治安の心許なさ。

ミャンマーなんて2021年に中国に軍事クーデターされてもっと行きづらい。

なぜ東南アジア人は頑張るのか?

今は東南アジアのフィリピンやベトナムでは、日本へ出稼ぎ…なんてことはなく、平均年収1000万円超えてるシンガポールへ出稼ぎしていますが彼らも就労ビザゆえ2年程度で帰国させられる。

それは元々の国籍が弱いから、その逆境に立ち向かっていることに由来する。
そちらの国籍を取って、永住するか東南アジアの国籍を捨てたい気持ちが強い。

その点、日本国籍はすでに強いので、捨てようとしなくても、ここからプラスアルファで乗っけたほうが効率は良い。


何よりシンガポールの永住権のハードルが高すぎて。有名大学卒かつ年収も相当に高くないと無理。働いて一時は高収入でも長くは滞在できない。

そこで東南アジア人はアメリカやカナダやオーストラリアやニュージーランドの国籍を求め、更に英語力を強化している。

今は東南アジアのフィリピンやベトナムでは、日本へ出稼ぎ…なんてことはなく、平均年収1000万円超えてるシンガポールへ出稼ぎしていますが彼らも就労ビザゆえ2年程度で帰国させられる。

10年前まで移住で人気だったマレーシアやジョージアは、政治的地政学的リスクで財産やら持ってた移住者は大変なことになって、やはり当事国の敵国が陸続きのところは危ういですね。