歴史上、アート(芸術、技術)が権力を取ったことがない理由

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歴史上、アート(芸術、技術)が権力を取ったことがない。当たり前。
創作も学問も、常に新規性を求められるので資金を全振りできないから。特定のパトロンに支えられるしかない。
創作と学問と飲食等サービス業は、いつの時代もその時代の主要産業の「余剰資金」からトリクルダウンされてくるもの。

アーツ=芸術、技術(リベラルアーツ=学問)が同じ語源のように、研究者の研究も「絵」と同じ。絵描きがそれ一つで食いつなげた歴史なんてない。必ずスポンサーのパトロンがいる。研究論文も元は王様専属の学者が「王様、〜というのを発見しました」と王の権威付けのための報告書が起源だから

「学問」(サイエンス)は、リベラル・アーツ(Liberal Arts:自由な芸術・技術)だから「パトロン(patron:資金の援助者・保護者)」が必要。
「芸術家」だけに限らず、「教授」になるのもそう。学問はアーツ(芸術・技術)だから。お金持ちのバックアップがないとできない。

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