国債購入減額とは何だったのか?

二度目のリーク。先週から書いてるのが日経だけなので、日経がリークしたわけではなく、日銀側があえて先に流している。

日銀、保有国債を減額へ 「量」も正常化へ一歩:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1262K0S4A610C2000000/

今回は、国債購入減額で円高になる前提で事前日経リークして小出し。

アメリカのFOMCが利下げ見送りで円安になるのを見越して、円高調整しちゃうけどごめんね〜という部分が、今回の自作自演リークの発端。

日銀と財務省はアメリカFRBとの折衷案で

・160円以上の円安かつ140円以下の円高は避けたい

・しかし為替介入は急騰しないとできない

・利上げして日本株が米国株の足を引っ張りたくない

・利下げ後に米国株が下がるのに流されるしかない

前回の為替介入のようにアメリカ様の顔色をうかがって日米各財政界に挨拶回りしてからやっても尚、アメリカ様から怒られるので、今回の日本国際減額という円高イベントは、直接的な責任回避のためにわざとリンクしている。

日銀としては「事前に言ったから円高反応しないで」と内心思っている。

なぜFOMCより前に円高材料となる日本国債減額ニュースをリークしたか?

FOMCでアメリカが利下げ先送りが分っていたので円安に進むことを想定しており、そのご意思を日本側が円高材料で帳消しにしたくないから。市場に織り込みたいから。

なんでアメリカの大量解雇が「今のタイミング」で流行ってるのか?

アメリカ企業全般に社員が大規模解雇されて削られる悲惨なフェーズになってる。株主利益のために。
能力が高い低いとか、サービスの中身が良い悪いとかではない。

インフレ退治のために利下げせねばならず、利下げのために人を大量解雇する無慈悲なアメリカ。株主利益のために。ここに自己責任も何もない。

なんでアメリカの大量解雇が「今のタイミング」で流行ってるのか?

米国株はそんな悪くないのに「利下げしたい株主のためにアメリカ人がもっと失業しないといけない」フェーズに突入したから。

 

先月予言した通り。 能力低かろうが高かろうが、業績良かろうが、自己責任関係なく、無慈悲に解雇される。

 

 

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