中国や東南アジアの料理を見ているとチャーハン系の横に「きゅうり」を添えたがる風習があるようで、どうもきゅうりが「お母さんの田舎の懐かしい味」の記憶に直結している感がある。

あっちで美味いと評価されているチャーハンは、きゅうりも一緒に炒めつつも瑞々しさも合わせている。

正直、インドネシアのナシゴレンのようにきゅうりを添えるだけならまだしも、チャーハンに混ぜ込むのは温かいチャーハンの中に瑞々しさが口に残って調和が取れていない感じがある。

ただどうしても「きゅうりを使って活かしたいのだ」とする中華料理の何かを感じる。