味気ないカウンセリングとそうでないものの違い

状況にもよりますが、
研修などの開放された空間で話しにくい状況だったり、
俗に言うカウンセリングの授業的なテンプレだと、答えがイエスかノーの「閉じた質問」をするか、あるいは逆に「開かれた質問」をして、
それに対して「そうなんですね」「大変でしたね」で傾聴と言う名のお手玉してるだけで、
クライエントが軽視してると思われるか、我の強い自称カウンセラーだと、まどろっこしくなって説教じみたことを言い出すか、焦点が合わないので深化されて来ないのだと思います

AI以前の人工無能のアルゴリズムと話しているような違和感だと感じます。

クライエントの本音を引き出そうとしたら、共感で出来た信頼関係を切り口に、
「昔にも同じようなことがあったの?」
「その時の感覚と同じ感じ?」
と悩みを皮むきして、中核の問題を取り出して、過去の時間軸へ戻していきます。

その時と今との「どう感じたか?」の身体性とリンクさせてまた現在に戻して消化させ、可能なら未来に良くなる感情を想像させて、そこと身体性と結びつけます。

クライエントは感情と身体(心と脳)のベクトルが別方向に拡散してるので、

感情と身体のベクトルを合わせて、時間軸を過去から未来へ整合させるイメージです。

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