2024年後半期の株為替予測とポジション

ドル円の現在の理論値は120円なのだけど、160円台までぶっ飛んでしまい、上に260円まで窓を開けてしまったのが本当に良くない。
アメリカFRBは価値ペラッペラになった円など知ったことではないが、アメリカ米国債を世界一保有してるのが日本と中国なので人質になってる。財務省は適正値を140円に見てる

日本円の価値がペラッペラになりドル=米国株(現在エヌビディア一強)そのものに連動。
脱米国したい中国が米国債を売りゴールドを買い、売った米国債をイギリスが買い、
イギリスはポンド高で、米国株ではなく、割安に米国と連動する日本株を買う。
米国株高の時のみ日本株高、円安幅が広がりすぎた

ユーロ介入から段階的に為替介入しようとしてた日銀にとって、トランプ暗殺未遂からの円高容認発言は助け舟だった。
ずっと円安ドル高でアメリカから利上げ圧力かけられていたが、利上げせずに済みそうだから。

サウジが唐突にフランス国債売ると名指しで言い出して欧州株下落。それ追うように日本がユーロ為替介入。このタイミングでトランプ前大統領銃撃。仮に暗殺成功してたら米国株が下がってドル安。ユーロ安ドル安で対円高を想定していただろうなと。

トランプ大統領の自作自演は避けるの高度すぎて無理筋すぎるし、それなら米国関連株に事前に買いを仕込んでるはずで、
むしろ認知症バイデン大統領の判断低下につけこんで狙った感はあるが、それなら米国株に売りを仕込んでるがそこまで大きな売りはなかった。
結果的に一番得したのは実は日本。

来月と9月か11月の利下げ直後を合わせて米国株(S&P500)が30%〜50%下落する場面があるが、その時に
ドル円150円前半〜140円台であれば日本株を買い
ドル円130円台〜120円台であれば米国株を買う。
それまで株は買わない。ずっと債券とコモディティで様子見。通貨はリスク。

いくら円高になっても「よかった、これで物価高が終わる」わけではないのがひどい。
外国では物価と賃金が連動して上がっており、日本だけマイナス、これを賃金上昇させるには円安から物価高圧力をかけざるを得ないから。
円高になっては賃上げされず、物価高だけが残る。

米国株が崩れたタイミングは、ほぼ数日後にはアメリカ以外のどこかで偶然にも(棒)戦争有事ネタが起こって、安全基軸通貨のドル高への巻き戻しが行われるが、FRBが利下げ前なので「他人のせいにする」言い訳ができない。大統領の暗殺だろうが病死だろうが、何らかのネガティブ材料を仕込んでくる。

最近ドル円の話をしてるのはFXにハマってるわけではなく、160円突破して上下値幅が120-260円と歴史上開きすぎたから。
単純にドルにすれば安心ではなく、債券<株<為替の順で動くので、もっと上の物に替えないとヤバいという話。
犬の大きく振れるしっぽにしがみつくのではなく、頭にしがみつけと。

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