私は2016年、アニメのけものフレンズがブームになっていた時、こんなことをツイートしていたので乗せます。
今後、けもフレのマーケティングとしては声優をアイドル商法で売りつつ(そしてラブライブえみつんやキルミー高部あいような末路を向かえつつ)、キャラクターコラボで抱き合わせ、ファンに違うよクソと言われながら放送終了後は静かに収束していくだろう。
たつき監督はNHK教育に召し抱えられるだろう。(その後、本当にNHK教育に召し抱えられた)
けもフレ はキャラクターだけで見るとヒットの要因を間違える。
他人の長所を尊重して褒めという肯定的ストロークのコミュニケーションの重要性に多くの人が求心されているので。
SF的な謎解き要素も単に自己満ではなく、SNSや匿名掲示板で皆でやるライブ的なリアルタイム謎解きが面白いので。
けものフレンズ はオワコンしたゲームコンテンツをポストアポカリプスとしてアニメで比喩表現し、膨大な背景設定があるのに少ない情報しか出さず視聴者が推理せざるを得ない状況を作り出してる。
ポストアポカリプス-ニコ百 https://t.co/6LSTRZzZVI
SNSや匿名掲示板だと考察の長文書くと「まぁアスペだろうな(察し)」されるだけなので、キャラクター・エミュレーション(なりきり)が出来るくらいのキャラクターの定型文があると共通言語化して話しやすい。
けものフレンズ でいうと「すごーい!」「君は○○なフレンズなんだね!」がそれ。
口コミSNS時代には、
1、検索率の上がる分かりやすいキャラクターのアイコン化、
2、キャラクターエミュのために拡散されて共通言語化しやすい短い定型文(口癖)や身近な食べ物
3、知的インテリ層も取り込める裏設定
4、リアルタイムのライブ感
5、偶発性を装う
・・のがヒットに必要。
2010年くらいにエルシャダイてゲームで主人公がボコボコにされながら「大丈夫だ問題ない」って定型文がウケてニコニコ動画で流行った。
でも製作者が「全ては計算して私が作りました。流行るための仕掛けた装置です。」ってクソコテ化して自慢したので「あーあほやな」と思って興冷めして皆去った。
せっかくヒットしてるときに「これはすべて私の計算通りです」なんて製作者・供給者側から見下して自慢げに言ったら、ライブで盛り上がってる多数派のファンが興冷めして離れるだけ。
アイドルが売れてる時に「このアイドル、実は私の愛人なんです」とツーショット写真をアップするようなもの。
製作者サイドが自己愛性傾向が強いと「なぜ流行っているのか」を冷静に分析できず「この俺がすごいからだ」としか考えられない。
それくらい発想が貧弱なのだ。
すぐに他人を見下して炎上して鎮火して焼け野原にして人が去って何も残らない。
まるで自己愛の生涯の末路そのものになる。
…という見下しを含んだ言い方をすると、自分を内省した経験がないので「それはお前のことだ、お前が悪い」とすべて他人のせいにしてしまうのが、図星をつかれた自己愛が衝動的に出してしまう怒りの心理的特性なのである。