心理医療専門職として懸念しているのは「非専門職が悩み相談をしていること」ではなく「それ以降に他の専門職や機関へのリファーがないこと」
窓口は常に身近に開いていて広範囲のほうがいいが、そこ止まりなのがマズい。救急搬送や退院支援と同じ。
個人を「かばう」だけで終わらず社会で「囲う」ことが大切。

そうしないと地域福祉推進装置として社会資源が充実的に機能していないとコミニティソーシャルワークが働かない。
119の救急車ように誰でも広範囲にアクセスできて、病院の選択肢があり、退院支援のように地域包括ケアの枠組みに乗せるまでのプロセスがないとまた取りこぼされるだけ。

指定専門以外は相談禁止という囲い込みの弊害

例えば、自らの権威性の維持ために「専門職以外の相談禁止」とか「指定病院以外の診療医禁止」と囲い込もうとすると逆に患者サイドが選択肢がしぼられ、取りこぼされる。業務独占どころか支配。
交通事故を見かけて他人が119かけるように、他の専門職へのリファー連携という最低限のことはしてほしい

この独占により患者は自宅で亡くなりたいのに病院が「うちを裏切るのか」と脅す。本心「どうせ死ぬなら、入院して薬漬けになって病院に報酬をくれながら死んでほしい。」
家族介護負担が限界であればその道もありがたい。だが問題は「そのために地域の訪問診療医を潰す。協力しない」という悪質な方法を取る。


必ずリファー先を

心の電話相談でさえ、匿名であろうと実名住所は把握してないと緊急時に対応できない。

zoomのように生顔対面の面接よりも、VRアバターでの対面の方が緊張が低く効果がある研究はある。
しかし同時に匿名性が強調されるので演技性の虚言が出やすい、通常の精神科や心療内科のように健康保険証等で住所や実名が分からないので、リファーできず、自殺企図による緊急時に対応できない。

カウンセリングから自尊感情・自己肯定感・自己効力感が担保されるまでは「内在化」とワンセットなので、それまでの補助輪として環境調整のリファーが必要になる。

リファーなしにカウンセリングをする危険性

医療機関とかかりつけ医や自治体社会福祉機関や警察等と関係調整しなければならないので、健康保険証での個人情報の住所実名は必須。
だから電話相談でもまず名前や住所を聞く。
最低でも匿名非対面カウンセリングならメルカリのように管理者は全情報知っていてすぐにリファーできる状態にする必要

「かばう」のではなく「囲う」こと。
カウンセリング等の臨床では最初の鉄則。
最優先は、その人が死に向かわないように「囲う」ことです。

境界性パーソナリティ障害の典型「死んでやる死んでやる」と周囲の気を引く方法。「死ぬ死ぬ詐欺」と揶揄されますが、実際に自殺率は高い。心配して「私が何とかしてあげよう」と釣られる前に、自殺企図を見かけたらすぐ警察へ通報を。「かばう」のではなく、命を絶たないように「囲う」こと。

境界例以上を対応できないVRカウンセリング

VRは境界性パーソナリティ障害と一番親和性が高い
・現実感の喪失
・アバターへの投影憑依、汚れたらリセット転生
・好き嫌い感情だけでの善悪二分法、他人の操作と巻き込み、振り回し
・困った時の自傷行為で注目賞賛
・スナック感覚で感情的なブロックとミュート
・自分が好きな人だけの依存囲い込み

最終的にはVRアバターの局部感度コライダーに触れたり見せた瞬間に、自動で通報・キック・ミュート・ブロックでマイナンバーと紐付いてリアル世界で磔獄門の公開処刑にされるのが、メタバースのキレイキレイで良い人しかいない(ことになる)ホワイト社会の未来。

幸福度ナンバーワンの福井県や富山県の北陸県のように。
「公務員しか生きていけれないので、それ以外の人は消えているから。」

こうなるとホワイト島では最強ホワイトマンの自分以外が死ぬまで仲間内で弱肉強食の潰し合いが起こり、ブラックマンは地下組織で勢力拡大して治安が悪化するのです。

どれだけ自身のアバターのアカウントを分裂させても、活躍して含み益が出たときに、必ずそれは自己承認欲求の心の働きからリアルの自分に決済して戻そうとします。
よほど精神解離してない限り、拡散された自己を必ず一つに戻そうとします。

これはVtuberのキズナアイ大姉の分裂の教えでもありました。

VR心理カウンセリングの実用化に向けて