京都府亀岡市の「光秀公のまち亀岡PR特別大使」に、VTuber(バーチャルユーチューバー)の戦国VTuber明智光秀さんを起用しました。今後、亀岡市の広報紙やホームページ、イベントなどに登場して、亀岡市の魅力をPRしていきます。
京都府亀岡市、PR大使に「戦国VTuber明智光秀」を任命 ラッピングタクシーも運行
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明智光秀は、ほとんどの作品で「織田信長のことが大好きだけど病んでる設定」(通称:ヤンデレ)にされます。
その中でも亀山市のこのデザインはよく分かっているなぁと感じました。
性格で見分ける
織田信長の下で忠実にナンバー2で仕えながらも、最後は裏切るということをしたからでしょう。
実際に明智光秀は「しっかりもの」「家臣想い」であったことは間違いありません。
齢50代の頃に30代の織田信長に出会い、若さをうらやましく思いながらも愛が複雑で病んでいったのも確かだとは感じます。
明智光秀の性格に関しては自由な妄想に任せても大丈夫です。
家紋で見分ける
しかし確実に「あっ、この人は明智光秀のことよく分かってるな」と気付ける方法があります。
それが家紋です。
①明智光秀(土岐一族)カラーである「水色」であること。
②同じ桔梗紋でも「土岐桔梗」であること(真ん中の雄しべ部分が突起している)
明智光秀は「水色」をカラーとして気に入っていました。
それは自分がもとは「土岐一族」(※)であり、土岐家は家紋に唯一水色というカラーをつけていました。
(※)清和天皇系列の源氏の最強守護大名の一族の一つ。足利家よりも強かった。鎌倉時代~戦国時代の日本の裏のフィクサーと呼ばれる。
この2つの条件が必要です。すると・・
この「土岐水色桔梗紋」家紋が入っているのが「正しい明智光秀」になります。
「本能寺の変」の動機で見分ける
明智光秀=土岐一族と知るだけで本能寺の変の真相がすぐわかる件
明智光秀の子孫の明智憲三郎さんの言う通り、
・明智光秀が「土岐一族」を誇りにしていた。
・性格は「真面目」「家を重んじる」
と分かるだけでも確定できることがあります。
それは「同族殺しを嫌う」ということです。
織田信長の命令で、明智家と同じ土岐家である長宗我氏のいる四国へ攻めることは「同族殺し」なので明らかに不満がありました。
「土岐」というキーワードさえあれば、動機が見えてきます。
ないと織田信長が怒ったから狂って謀反したとかおかしな結論になってしまうのです。
明智光秀は実は相当に理路整然と論理的な選択肢をとっています。
さらに詳しくは本や漫画を読まれることをおすすめします。