ごんぎつねの「ごん」とHUNTERXHUNTERの「ゴン」~キルア「おかえり」がなぜ分からないのか?~

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「どん兵衛のCM」は、性的だの違法労働だの何だのめちゃくちゃ裏読みできるのに

「ごんぎつね」の「パーン、ドサ」の死や炊事の間接描写や
「HUNTERXHUNTER」のキルアの「(魚がはねて)おかえりってさ」という比喩描写
は分からない。
「見たまましか分からない」発達障害的な認知課題の差はどこから

「ごんぎつね」で、時代文化的な背景が分からず「兵十の母親を煮ている」となってしまったのも同じで。
国語力以前に、もっと発達的な認知の課題を感じる。

ごんぎつねの「ごん」も、HUNTERXHUNTERの「ゴン」も、長年、発達障害の「三ツ山実験」「サリーとアンの課題」みたいな使われ方をしている。

次ページで急に魚が現れ、「パチャ」としゃべり、「おかえり」に聞こえるキルアの幻聴。この高尚な行間が読めない人が一定数いる。

 

正直、どん兵衛の「きつね」から連想されたように新美南吉の「ごんぎつね」が話題になるの面白すぎた。

同作者の「手袋を買いに」も別にきつねは発情してるわけではないが、寒さから頬を赤らめてる描写があったはずだが。

どん兵衛のCMが性的かどうかは、映画評論の論争と似てて、作り手の表現の自由に対して視聴者の解釈論争なので、誤爆と風評被害以外は企業にとっては理想的な炎上の仕方だなぁと。マーケティングとして狙い通り成功してると感じる。
将来、電通の広告アドミュージアムに展示されるかもしれない。

 

 

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