日銀は日本国債格下げを最も警戒している

日銀は国債利上げによる日本国債格下げを最も警戒している。利上げせずに物価高円安を食い止めるには
「米国株が下落してくれること」
が日本の最大利益になる。ここが本音。それが言えないので自動下落に任せて何も出来ない。
しかも財務省のNISA口座でドル転円安にさせて米国株を買わせる矛盾。

今年のFRB利下げ期待値が5回も6回もと高すぎたせいで、上半期の利下げ前に上がりきってしまい、結局、秋に1回程度になる。
通常、利下げすれば株価は上がるが、折り込まれすぎてるので逆に下がるだろう。米国株が活気を取り戻すのはその下落後の年末以降。

日銀は初手の為替介入で外債売りでFRBから怒られたので、国債減額の円高材料もわざわざ日経リークにのせてアメリカ様へ接待した。
つまりもう何もできない玉切れ状態。ただ利上げは出来ないので、米国金利が上がって米国株が下がって日米金利差が縮まるのを待つしかない。そんな日はいつ来るのか。

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