2020コロナショックへ至るアメリカのバイデン大統領に向けての経済的お膳立てがこれ。
→中国のEU台頭によるイギリスEU離脱
→ロシアとサウジのオイル増産戦争
→コロナショックで全世界鎖国(人流物流制限)
→ウクライナ戦争でEUの間に置き石(EU進出制限)
日本とアメリカの相関法則
・ドルの裏付けは原油
・ドルと原油は逆相関
・米国債と米国債金利は逆相関
・米国債金利とNASDAQは逆相関
・米国債を世界一保有してるのは日本
・ドル円と米国債金利は相関
・ドル円と原油は相関
・NASDAQと日経平均は相関
・日経平均(主にアメリカのApple子会社関連銘柄)はアメリカの日経先物単品
この基本的な構図を頭に叩き込んでおいてほしい。
影響力のある商品順
債券、株、通貨の順で影響力があるが、
着火点は、米国債券利回りか、アメリカ株価(NASDAQ)か、原油(ドルの裏付け)から。
日本はアメリカより世界一米国債を保有し、
日経平均はアメリカ日経先物単品で価格を決められ
原油は90%は中東依存
アメリカと真逆の役割を担う。
トイレットペーパー国。
日本とアメリカの依存度
アメリカ
・米国債全体の10%保有(残り海外=主に日本と中国)
・アメリカ株価はビッグテックで決まる
・原油は10%中東依存
日本
・米国債の残り90%の最大を保有
・日経平均はビッグテックのAppleで決まる(日経先物ナイトタイム単体)
・原油は90%中東依存
何がアメリカ様の最大利益になるか?は日本の逆のこと
なので「何がアメリカ様の最大利益になるか?」と逆に考えれば
・戦争等の物流制限で原油を上げ
・ドル高にして円安にさせ
・米国債利下げでアメリカ株価を上げ
・米国債価格を上げて円安の日本にドル高で買わせて売却不可に
・日経平均はアメリカ株価と連動だけさせて放置
例えば、これが2020〜2024年度までのアメリカ民主党バイデン政権のやり口。
優先順位が変わるだけ
2025年度のトランプ政権から
・アメリカ株価を上げのため米国債利下げ
・戦争等の物流制限を止めて原油を下げ
・ドル安にして結果的に円高(日本保有の米国債=ドルを棄損しない範囲内で)
で優先順位が変わる
トランプ大統領=ロシアの味方、イーロンマスク=中国の味方
アメリカが
・トランプ大統領=ロシアの味方
・イーロンマスク第二大統領=中国の味方
この布陣。
日本は
ロシアと中国のアジアの交渉の緩衝国になれば最大利益+アメリカも自動的に味方になる
しかし日本は全力でロシアと中国を敵国として叩き続けるため、アメリカも見捨ててアジアからも孤立する
なぜトランプ大統領は日本と中国をワンセットで語るか?
なぜトランプ大統領が「日本と中国が通貨安誘導」と二国を限定するかと言うと、
世界一米国債を保有してるのはアメリカではなく日本と中国が1位、2位だから(買わせてる)
米国債金利とドル円は相関する。
結果、発行量が一番多いドルが買われれば勝手にドル高で、相対的に円安と人民元安になる。
アメリカが日本と交渉してるというと本質を見間違えるので、
「アメリカは米国債(日本)を管理してる」として見ると、すごく分かりやすいんですよね。
日本が世界一保有してる米国債は、アメリカ政府の財源なので売られることはない(圧力かけて)けど、
中国と組んで日本も米国債を売られたら困る。