パルスオキシメーターを知っていますか?
パルスオキシメーターとは指にはさむだけで、血の中の酸素の量を測れる小型の装置のことです。
なんと、この開発者は日本人だったようです。
パルスオキシメーターの開発者は日本人だった
青柳卓雄さんが18日、逝去されたとの報道がありました。
青柳さんは、医療現場に不可欠で、極めて重要なツールを発明したことで知られています。
それが、パルスオキシメーターです。
(中略)「どうにかして採血せずに血液中に酸素が足りているかどうかを知りたい」と思うわけです。
ここで登場するのが、パルスオキシメーターです。
パルスオキシメーターは、なんと小さな器具を指先につけるだけで「酸素がどのくらい足りているか」を「%(パーセンテージ)」で教えてくれるのです。
しかも、リアルタイムに、です。
採血なしで呼吸状態が分かる医療機器の生みの親、青柳卓雄さんが逝去 なぜ「世紀の大発明」なのか?
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamototakehito/20200424-00175003/
そもそもパルスオキシメーターを日本人が開発したことを私は初めて知りました。
パルスオキシメーターの開発は大発明です。
今(2020年)は世界的な伝染病・感染症の呼吸器疾患の流行によりパルスオキシメーター(SpO2=経皮的動脈血酸素飽和度を測定する装置)が品薄状態です。
パルスオキシメーターは患者負担が少ない、短時間で測定できる、壊れにくい。
病院でも持続観察以外は必要最低限あれば何とかなる品ではあります。
パルスオキシメーター(サチュレーション)の値が不明だったら・・?
しかし逆にパルスオキシメーターがない時代はどのようにアセスメントしていたのでしょうか。
仮にサチュレーションのパルスオキシメーターがなかったとして、SpO2の値を推測してアセスメントしようとすると、
直近の
体温、呼吸回数、脈拍、呼吸苦の有無、血液データ、チアノーゼ有無、レイノー現象、指押しによる反応性充血反応で白くなることによる可逆性の確認などなどの消去法的な推測になります。
医療の現場では当たり前に使われているパルスオキシメーター(サチュレーション測定装置)。
まさか日本人の開発だったとは。
ご冥福をお祈りします。