ヤクルト1000の論文

2019年5月14日「Yakult(ヤクルト)1000」を新発売~ 「ストレス緩和」「睡眠の質向上」の機能を有する乳製品乳酸菌飲料 ~

ヤクルト愛飲者として、話題のヤクルト1000の論文も読みましたが、まだプラセボ試験程度。ランダム比較やコホートもこれから。まだ発売して1年なので。当然、競合する明治や森永等の他社商品のシンバイオティクスとの優位比較はなし。EBMは低い。今後に期待という段階。

ちょうどヤクルトで乳酸菌効果ありが話題なので、
厚労省とその界隈がこの2年で出してきたワクチン有効系のデタラメ報告と比較していくと、
比較研究のEBM手続きがいかにワクチン有効系がずさんで捏造と粉飾に満ちていたか分かります。
問題は大衆が官製情報にだまされて意思決定を変えられたこと。

低EBMでも効果ありと言うのは総合的に研究の玉石混交の土台を支えることもあるので良いと思いますが、
特にワクチン有効系に関して、人体に危害が及ぶ領域で、生命倫理とインフォームドコンセントも比較検討の手続きも踏みにじりながら、低EBMなのに万能と宣伝したのがアウトすぎましたね。

手術室で読み合わせした論文1
手術前後のシンバイオティクス(プロバイオティクス・プレバイオティクス)の投与の効果。
シンバイオティクス、要するに明治R-1や森永ビヒダスやヤクルト1000とかのシリーズのこと。
No.32 シンバイオティクス療法の最前線─周術期での感染防御を中心として─ https://www.yakult.co.jp/company/institute/report/science_no32.html

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