「自宅で死にたい」「死ぬまで家でピンピンコロリ」とよく言いますが、実際に人生の最期はどんな感じでしょうか?
祖父母と親の在宅介護の死別、緩和ケアから在宅看護、数多くの事例を見てきた私の体験談を書きます。
イメージできればこんな感じかと分かるのではないでしょうか。
充実した夫婦の方は①→②→③
夫婦の方は②→③
独り身の方は①→③
です。
①比較的に健康に長生きする人の環境と生活
・近所に徒歩で買い物できる商店がある
・近所に親しい友人がいる
・他人から頼られている
・親族が同居か近所に住んでいる
・何らかの趣味がある
・新聞や本を読む習慣がある
・「昔は良かった」と言わず「今はどうなっているか」を調べて発信する
・未来への建設的な提案・展望がある
全てとは言いませんが、大体2つ以上満たす人は共通して全部満たしています。
親族が側にいればいいですが、それ以上にすぐに会える親しい友人や、自分で買い物ができたりすることのほうが大切に思います。
②老々介護の高齢者夫婦の生活
→高齢夫婦在宅介護
どんなに家が広くても身体が動けなくなるので台所とリビングだけ行き来。2階やそれ以外は動けなくなる。
台所か隣のリビングに介護ベッド置いて寝室も兼ねるようになる。
訪問看護介護や往診が立ち代わり毎日。
③配偶者の死亡後の生活
②に引き続き、介護ベッドをおいて台所とリビングだけを行き来。訪問看護介護や往診が立ち代わり毎日。
→(配偶者片方死亡)
→独居以降
家を売り払って→施設→死亡
衰弱→(入院)→死亡
まとめ
充実した夫婦の方は①→②→③
夫婦の方は②→③
独り身の方は①→③