疑似科学批判をうたってる人は、内容が非科学的かどうかではなくて「バカにしていい、差別できる」という嗜虐的ニヒリズムからくる動機。
「私が見た現実だけが他者も信じるべき唯一現実、天上天下唯我独尊」の自己愛性アスペルガーような思考回路を持つ。

それゆえに権威主義的パーソナリティで他者攻撃するので精神病の実存思考と極めて相関が高い。
自分に権威を乗っけようとしてしまうので、政府や大企業の権威がする疑似科学はびっくりするほど批判せず、こびへつらうスネ夫ムーブをする。

この思想は70年代の学生運動や、今も中国共産党の文革・科学万能主義で煙たがられ。日本でも「科学権威主義者の性格が悪すぎる」反動で、80年代以降の新興宗教ブームの原動力にもなった。オウムが「理系」の受け皿で「宗教団体」だったのもそのため。

ニーチェの「神は死んだ」からの「超人」的にアノミーから脱却できればいいが、動機が不純なのでそこまで回帰できる賢い人が本当に少ない。

これも日本がリベラルアーツではなく、理科系vs文化系という存在しない学問体系をやっている弊害。見えるか、見えないか、の精神病的な世界観を持ってしまう。