自罰と他罰はどこから来るのか?~理性と身体感覚~

受け応えの上手い人は、「共感的」で「建設的なことに支持的」 リアルでもやけに受け応えの上手い人に理由を聞いたら「配信で慣れた」とのこと。

なるほど、と色々見て回ったが「他罰的」「破滅的なことに支持的」「他人に悪意の証明をさせよう」で悪口に華を咲かせようとするのは先細りしてる。

嘆きと悪行と他罰の原初行動

原初行動

・幼少期に転んだから「ママー!」と「嘆けば良い」

・「ママ見てママ見てママ見て」の自己承認欲求で振り向かれなかったら皿を割ってでも「悪いことをしてでも振り向かせれば良い」

・自分は無条件で全人類に注目賞賛されるべきだから、自分が責められたら「人のせいにすれば良い」

原初行動が見るに耐えない人

幼少期から抑圧的にやられた人は、この行動を取る子どもや大人を見ていて耐えきれない。

「私は耐えたのに、なんだこの甘ちゃんは。」とぶっ◯したくなるほど腹が立つ。

…のが、その人の母親が幼少期からやってきた行動までワンセンテンスでループする。

自己投影するので怒りが生じて腹が立つ。

理性が低いので五感の「身体感覚」の「不快」を最優先で処理される

知能指数(IQ)の低い人と会話すると分かるが、理性が低いので五感の「身体感覚」の「不快」を最優先で処理させようとする。

外の対象を内在化できないから。

①自体愛

②自己愛

③対象愛

乳幼児期から三段階で

①自分の身体感覚のみ

②自分の身体のみ愛する(主体化、他人はモノ)

③それが他人も同じと分かって取り込める(客観化、抽象化、共有化、社会化)

対象愛まで脳が発達せず「固着」「執着」が、集団心理に投影する。

自己愛段階と身体感覚が他者軽視の攻撃性を生む

これらで①②までしか発達しないと

・内集団バイアスで仲間内の裏切り者探しの値踏み

・外集団の非対称性で外への攻撃性を増す

→自信が低く自己愛的に他者軽視する人(二分法思考が強い=理性が弱い人)から順に、シャーデンフロイデ感情に押し負けてスケープゴートとホロコーストする。 ここ数年、集団心理の縮図を見た気がした。

自傷行為も同じ理屈

自傷行為が象徴的。

「理性」に加えて、般若心経のように「無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法」で五感まで消失の危機になると、

①の自体愛を自覚するため自体攻撃になる。

知的障がいや、発達障害「自閉症」に自傷行為が起こりやすい理由。

生きるため過去の「固着」を今の身体に留めて置こうとする力。

抑圧された汚言

「うざいキモいつまらんめんどい死ね」などの語彙力の低い汚言症へ繋がる回路が、身体の不快感から発して、他人へ再現、あるいはパニック症として。

もっぱら攻撃的で他罰的な親に対し、防衛機制で「戦う」「逃げる」など様々な選択肢があるが「抑圧する」が最悪で、これが親が子どもの頃にやった選択肢と同じ。後に強迫性や境界性として表出してしまう。

会話ができない

例えば、パニックで他罰攻撃している人を傾聴していくと「だっていちごは酸っぱいんですよ!」と。

いちごと他人は関係なく、その話題は他罰とも関係ないが、「いちごが酸っぱかったと言う身体感覚の不快感」から脳がスタート発火(スパイク)して他人も不快だと攻撃してた。

 

アスペルガーの「固定」「固着」は事実(データ)のみに無限ループさせてしまうので、永久に主張(クレーム)に上がってこない。

その事実がおかしいから主張があるのに、「事実は合ってる」の次に「だから正しい」と混同してしまう、どんどん局所解の罠に落ちる。

 

自閉症スペクトラム障害に典型的な「私に先行入力された脳内イメージと違う」ことで起こる他罰や自罰のパニックよりも、 「身体感覚の違和感」に結びついているので、本人が自覚できれば比較的に改善しやすい。

なので統合失調症のように「妄想」だけでパニックするよりは安定感がある。

 

総じて心理治療とは、ふわふわと漂う風船のような妄想でバトルしている世界から、地に足をつけさせる作業になる。 その方法論として、直感的に感じる快・不快を身体感覚と正しく結合させて緩和するマインドフルネスとなる。

カウンセリングで必要なこと

悩み相談で、カウンセラー名乗る人が、クライエントの悩みから問題を抽出もせず、社会化もせず、共感と共有できる形に整形させないとしたらマジで何やってんのとしか。

正直、カウンセリングでクライエントが発露する悩みの内容は虚言や妄想を含むので重要度が低い。

一番大切なのは「それを受けてどう感じたか?」という情動。情動が身体感覚と結びついているか?を聴かないといけない。

この「掘る」あるいは「潜水」でダイブする作業が「抵抗感」として出るかどうか。

 

入力→出力の間にある、エラー吐く情動関数を解法しないといけない。

問題の根底では、外界を「内在化」できない摩擦に「苦」が生じるので、そこを掘り下げると幼少期に置き忘れた心性の因子が嘆いているので、そこを拾い上げて無条件に享受して同一化するよう支援的に促すこと。

 

 

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