2019年~2024年までの世界情勢と市場動向まとめ

 
 
2019年からのロシアとサウジの原油増産戦争と、アメリカ逆イールドのブーメランでのドイツ銀破綻、EU中国化でイギリスEU離脱から、口実のコロナショック、コロナバブルの量的緩和の反動の利上げで虚経済市場から焚きつき、T-bills巻き戻しによるドル買いでドル高。米国債の逆イールド解消されないままここまで。
 
エヌビディアのみでGAFA下落を総合指数で誤魔化すと同時にTSMC工場招致で安全保障と台湾有事を後退させ、ロシアウクライナ戦争でアメリカのガス抜きした2022年。

2023年のイスラエル暴走はなぜ起こったか?

 
2023年はFRB利下げ局面でイスラエル暴走。元は2020年にロシアを支援したアメリカ(トランプ政権)発端で、サウジのアメリカドル離れの人民元決済。
 
ババ抜きに負けたイスラエルの中東戦争により原油高=物価高。
 
ドルと原油は逆相関するはずが、世界一ドル建て米国債を保有する円を犠牲に売ることで埋め合わせ。アメリカは物価高をドル高で相殺。
 
中国が売った米国債を日本株を最も保有している海外投資家のイギリスが埋め合わせて回収。
2024年からオイルが下るごとに中東戦争ネタが投下されて物価高、ドル高誘導。
 

2024年からの円安局面

 
利上げ物価高に、オイル物価高を加えて米国株を頭打ちさせて利下げ出来ないようにさせた。おかげでアメリカの失業率が上がるのを待つ悲惨なことに。
 
本来であれば利下げまで株価は上がり、利下げ後に一時的に下がって、また上がっていくはずが、もう時期すっ飛ばして利下げしたら上がっていく局面に。
 
日本の場合、
日経平均(と言う名のアメリカCMEで価格の決まるアップルとユニクロの指数=アメリカS&P500と連動する)と
TOPIX(円安で潤うトヨタのこと)
が乖離しすぎてしまい、今後の上昇余地はあるが、米国株が上がらないと日経平均は上がらず、米国株が上がってもTOPIXは上がらない現象。
 
当のアメリカは現状エヌビディアだけで全ての米国株指数が支えられてるので、エヌビディアが下がったら全て下落する。世界経済もすべて下がる。
 
本来は120円台のドル円だが、ドル高により140円〜150円台まで大きく変動幅が広がり、重役の発言を聞くと、アメリカは160円以上はダメ、日本(財務省)は140円以下はダメと言ってるので、目先150円台で手打ち。
 

今後の日本

 
今後、年間の物価高3%ずつ上げ、段階的に円安にすることで日本人の銀行預金をすり減らして、増税と投資口座でアメリカへ献上する魂胆。日本円の通貨だけで持っていると狩られる。
 
日銀はアメリカに忖度して利上げしないので外資に円キャリーで踏ませながら、預貯金を運用させてアメリカへ献上していく。
 
アメリカ目線ではエヌビディアに貢献する外国のTSMC工場は通貨安であるほど良いので、日本円が円安になれば人間が安く雇えてアメリカ最大利益になる。
 
エヌビディア株(米国株)が下がったら、外国で戦争煽ってドル高にさせて外国工場で安く雇えるように仕向けるだろう。
現状、原油下落(物価下落)=ドル売り(相対的円買い)=米国株下落(日本株下落)=米国債上昇(金利下落)と連動している。この逆も然り。

エヌビディアショックは必ず起こる

米国株=エヌビディアになってるので、次の局面は「エヌビディアショック」なる株価調整場面が必ずある。
 
アメリカの利下げが大統領選挙後の秋以降で確定のため、またブラックフライデーあたりでアメリカ利下げの一時調整のショックを仕込んでくる可能性が高い。
 
逆を言えば140円〜150円台で円高に触れてるうちに、オルカンでリスク分散させるか、米国株以外の債券やコモディティに替えておいた方が賢明な判断になる。
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