2020年3月29日、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」 の足利義輝(あしかがよしてる:向井理)とその後すぐに放送されたTV朝日ドラマの 「陰陽師」 の源博雅(みなもとのひろまさ:市原隼人)が同じ衣装と話題になりました。
あれっ!!???着物…!!??
おんなじ…!!??
(1日で2度見るとは…!?)#麒麟がくる#陰陽師 pic.twitter.com/1ZXeUYyZ2p— バーニングネコさん (@8jme_irottah) March 29, 2020
デザイナーの衣装さんの業者がかぶっていたのでしょう。
源博雅の服を足利義輝・将軍が着ることはありえるのか?
麒麟がくる の足利義輝(向井理)と 陰陽師 の源博雅(市原隼人)が同じ衣装。
足利義輝は清和天皇系。源博雅は醍醐天皇系。
元は仁明天皇から分岐する、文徳天皇系か、光孝天皇系か。
平安時代の安倍晴明の親友・源博雅の服を、室町時代の足利義輝・将軍が来ているのはワンチャンあり得なくもないです。(でもないかな…)
由来は同じ
しかし面白いのは、
麒麟がくる の明智光秀の家紋の「桔梗紋」と 陰陽師 の安倍晴明の五芒星こと「晴明桔梗紋」は由来は同じです。
明智家の宗家の清和源氏・土岐家の初代の土岐光衡が、兜に桔梗の花を挿して戦で快勝した伝説からです。
桔梗は五芒星と同じ形の花なので縁起をかついだのです。
土岐家は、足利氏と同じく清和天皇系の源氏です。
当時、表舞台では足利氏が将軍で一番強いと言われていましたが、実質的にそれに匹敵する以上と言われていた裏の権力者が土岐家です。