高齢者の交通事故のニュースが増える一方で、若年層のひきこもりのニュースも増えています。


現役若者世代からは「老人から免許を取り上げないと!」
高齢者世代からは「ひきこもりは叩き出して強制労働せよ!」

とまで過激派の意見もあります。

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しかしこれは表裏一体の問題なのです。

川崎市・児童20人無差別殺傷事件と練馬区・官僚息子殺人事件は表裏一体の関係

どちらかを叩けば、どちらかの論理が破綻する。

どちらかを攻撃しようとする閉塞的な環境が、社会的孤立を生み出して、事件を引き起こしています。

高齢者は外に出るために運転して事故をする、若者は内にひきこもるので交通事故はしません。

そもそも車離れしているので車にも乗らないのです。

高齢者は外で事故をして、若者はひきこもって内で事故をします。

しかし実は実際には、交通事故が多いのは若者であり、ひきこもりが多いのは高齢者というのが統計的な事実なのです。

交通事故が多いのは若者という事実

日本のメディアは最近、交通事故を高齢化と結び付ける報道であふれ返っている。しかし、これは「死亡事故のうち高齢者の割合が記録的な55%に達した」という統計を読み違えているのだ。

現実には、16〜24歳の若者が事故を起こす確率は40〜49歳および65歳以上の中高年層の2倍を超す。つまり、若い運転者の数が減れば、交通事故の総数は自動的に減少する。高齢者の事故の割合が高まっているのは、主に高齢者の数が大幅に増えたことに原因があるのだ。

日本で交通事故を起こしているのは「若者」だ 高齢者と交通事故を結びつける報道は安易 東洋経済 2018/01/27
https://toyokeizai.net/articles/-/205401?page=2

このように「高齢者の増えたので、交通事故が増えた」というだけであって、元々は若者の交通事故の件数のほうが多いのです。

そんな中、高齢者ドライバーに運転免許を作る方針が出されました。

政府は高齢ドライバー専用の新しい運転免許をつくる方針だ。75歳以上を想定し、自動ブレーキなど安全機能がついた車種のみ運転できるようにする。高齢者の交通事故の多発が深刻な社会問題になっており、対策を急ぐ。
高齢者専用の運転免許創設 安全機能付き車に限定 2019/6/10 18:00 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45897580Q9A610C1MM8000/

高齢者運転免許証で、高齢者運転免許講習して、高齢者運転免許税を徴収する。

根本的に対策を間違っています。

事故が急増しているのではなく、高齢者が急増している方が根本原因だからです。

単純に警視庁や国土交通省がお金儲けの利権で新しい規制や機関を作っても変わりません。

高齢者が減れば、高齢者の交通事故も減っていきます。

ひきこもりが多いのは高齢者という事実

次にひきこもりの問題を見てみましょう。

内閣府は29日、自宅に半年以上閉じこもっている「ひきこもり」の40~64歳が、全国で推計61万3千人いるとの調査結果を発表した。7割以上が男性で、ひきこもりの期間は7年以上が半数を占めた。15~39歳の推計54万1千人を上回り、ひきこもりの高齢化、長期化が鮮明になった。中高年層を対象にしたひきこもりの調査は初めて。

ひきこもり61万人 中高年層 日経新聞 2019/3/29
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43067040Z20C19A3CR0000/

ひきこもりも61万人という中高年が目立ちます。

しかしこれも「中高年のひきこもりが増えたから、犯罪する人も出てきた」のであって、実際には犯罪率は極めて低いのです。

ましてこれは「60代の高齢者」を計算から弾いています。

ひきこもりが多いのは高齢者です。

そのような状況のなか、ご高齢者だけの世帯やご高齢者の一人暮らしが多くなっています。
ご高齢者の一人暮らしの世帯は、平成27年には240万1千世帯、全世帯数の5%程度に上ります。65歳以上の人口に占める割合をみると、男性の13.3%、女性の21.1%が一人暮らしといえます。

子どもとの同居率をみると、昭和55年には70%程度が同居していたのが、平成27年では39%まで減少しています。子どもとの同居率については今後もその傾向は続くと予想され、ご高齢者の一人暮らしが増えていくと考えられます。

出典:内閣府 平成29年版高齢社会白書(全体版)
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/zenbun/index.html

ひきこもりは「自宅にひきこもって、社会的参加をしない状態が6カ月以上持続しており、精神障害がその第一の原因と考えにくいもの」と定義されています。

つまり高齢者独居240万人の大半が実はひきこもりなのです。

中高年61万人どころの騒ぎではありません。高齢者は4倍もいます。

配偶者や知人友人が死んで自然発生します。

これが社会的孤立です。

若年層の方が珍しいので多いように錯覚しているだけです。

殺人や自殺も大半が高齢者

ちなみに自殺や殺人も多いのは高齢者です。

メディアでは中高年のひきこもりの自殺や殺人が・・と報道されますが、

実際にやってるのが多いのが高齢者です。

内容は親や親戚の親族殺しや人間関係と経済理由が大半です。

見ず知らずの他人同士では珍しいです。

自殺と殺人は紙一重

ひきこもりも61万人で中高年が目立ってしまいます。高齢者を除くからです。

その中で、中高年ひきこもりで殺人となると少数派の少数派の少数派の極めて珍しい事件です。

本質を見誤って攻撃すると、合理性を欠くので恥をかいてしまいます。

日本中に散らばる全部のお金の7割方が高齢者が持っている問題

「給料は我慢料」という昭和大景気の頃の老人の妄言を信じるな

日本は今、日本中に散らばる全部のお金の7割方が65歳以上の高齢者に集中しているせいで、残りの3割を60代以下で奪い合うという浅ましい状態です。

高齢者の増加と独居化と同じように、失業や無職もひきこもりも自然発生して当然なのです。

そして合理的にお金のあるところに集まります。

高齢層を中高年層が投影しているだけなのです。

税金は殺人~悩みの諸悪の根源は税金にある~