「気象病」という言葉も一般に普及してきました。


気象病とは?

症状としては「低気圧頭痛」と呼ばれ、偏頭痛のように頭が痛くなる症状が出ます。

なので曇りや雨や雪の日は、無意識にも気が落ち込む傾向はあります。
低気圧で、代謝低下・酸素量減少が起こるから。

具体的には副交感神経の血管拡張による自律神経の崩れ=低血圧が起こるため元気がなくなるのです。

この気象病が「冬」に多いです。
それは寒さが関係しています。
寒さによる基礎代謝上昇と、それに伴う高血圧(=交感神経の血管収縮)が加わると相乗効果が起こるからです。

基礎代謝とは人間が身体でエネルギーを燃やして体温を上げようとする機能のことで、冬になると寒くなるので基礎代謝は上昇します。
それで高血圧(交感神経の血管収縮)になりやすくなります。
しかし一方で曇りや雪の日は、代謝が落ちて低血圧になります。

この血管が急激に開いたり閉じたりする「落差」によって、ストレス(炎症)が起こるのです。

1ヶ月は「地震→犯罪→雨」という周期で成り立つ~満月と犯罪と気象病の関連~

冷房病とは?

「冷房病」とは、この「気象病」を室内で起こすのと同じです。

具体的には「クーラーや扇風機で頭を冷やし続けると自律神経失調症からうつ病の症状」が出ます。

寒さによる基礎代謝上昇と、それに伴う高血圧(=交感神経の血管収縮)。

気象病のように全身を寒くさせるだけでなく、首筋や頭の付近を冷やし続けると、間脳の視床下部の体温調節機能が不全して自律神経失調して、気分不快や倦怠感(疲れ)、うつ症状が出るのです。


平熱37℃の人は風邪を引かないワケ

基本的に人は「平熱で体温37℃くらいの人は風邪を引きにくいです」。

通常「微熱」と呼ばれる体温37℃は、免疫力を活性化させて異物を殺そうと身体が活発に働いているので、平熱が高い人は風邪を引きにくいです。

逆に老人ホームなど高齢者施設で体温測定すると、高齢者のほとんどは体温35℃台です。
とても免疫力が弱っています。

特に頭(首筋など神経系が多いところ)とお腹(臓器)に関しては冷やさない方が完治が早いです。

まとめ

ここで大切なのは「あれ?気分が滅入るな・・」と思っても必ずしも心理的な要因だけではないということです。

外因的、環境的な要因もあるということです。
このような血管・神経の「落差」によってもストレス(炎症)は生じます。

気象病の場合、曇や雨や雪の低気圧(代謝低下・酸素量減少=副交感神経の血管拡張による自律神経の崩れ=低血圧→偏頭痛

冷房病の場合、クーラーや扇風機によって頭が冷える→血管収縮→間脳視床下部の体温調節機能不全→自律神経失調症→気分不快、倦怠感、うつ

家庭の医学の豆知識として覚えておくと良いです。