2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」という戦国武将・明智光秀が主人公で長谷川博己主演に決定しました。

ここまで本当に長かったです。

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間接的にでも制作に関われそうなので、書いておきます。

大河ドラマ「明智光秀」は中止の歴史

大河ドラマ「明智光秀」は中止の歴史が10年もあります。

本来は2011年時点で2013年大河ドラマに真田幸村か明智光秀かで署名活動があり、明智光秀が勝利していました。
それがうやむやになって引き伸ばされたのです。

2011年・・「江」
2012年・・「平清盛」
2013年・・「八重の桜」:東日本大震災の地域振興のため。2013年は「八重の桜」に変更(当初は明智光秀の予定)
2014年・・「軍師黒田官兵衛」:豊臣秀吉の参謀。再び明智光秀が有力視されていたのに。
2015年・・「花燃ゆ」:吉田松陰の妹
2016年・・「真田丸」:もともと2013年のロビー活動で候補は真田幸村と明智光秀だった
2017年・・「おんな城主 直虎」:井伊家
2018年・・「西郷どん」:熊本大震災の地域振興のため。
2019年・・「いだてん〜東京オリムピック噺〜」:2020年東京オリンピック記念
2020年・・「麒麟がくる」:明智光秀

NHKの大河ドラマの法則とは?潰された10年

NHK大河ドラマには法則があります。

条件1:戦国時代以前か、江戸時代以後を交代でやること。
条件2:男性主人公と女性主人公を交代でやること。
条件3:アミューズ、ホリプロ、ジャニーズの大手事務所だけで主要キャスティングすること。
条件4:自民党の政治色を反映すること。
条件5:災害などの地域振興が必要な場合は被災した地元の歴史主人公を優先すること。

です。
優先度は上下しますが、こうなっています。

条件1の戦国時代以前か、江戸時代以降かは言わずもがなです。
江戸時代以降だと「大奥」が条件2のように女性主人公として使えるので、よく利用されます。

逆を言えば、戦国武将の男主人公は2年に一度しか来ないことになります。

条件3のようにNHK大河ドラマは大手事務所のアミューズとホリプロだけで主要キャスティングを決めます。

それが年々交代しているだけなのです。

2010年の福山雅治(龍馬伝)→2011年の上野樹里(江)の持ち回り契約も分かりやすかったです。

アミューズの看板の福山雅治使うから、次は同じ事務所の上野樹里でお願いね、ということでした。

妻夫木聡(ホリプロ=天地人:2009)
→福山雅治(アミューズ=龍馬伝:2010)
→上野樹里(アミューズ=江:2011)
→松山ケンイチ(ホリプロ=平清盛:2012
)→綾瀬はるか(ホリプロ=八重の桜:2013)
・・ずっとそうです。

条件3の自民党の政治色を忖度(そんたく)して反映する必要があります。

実は安倍政権になった以降からすべて豊臣側(あるいは旧豊臣側)が主人公、あるいは明治維新側が主人公になっています。

豊臣側を主人公にするというのは戦時中と似ています。
旧日本軍は朝鮮出兵として唐入りを目指す豊臣秀吉を優れた武人として崇めさせていました。
大東亜共栄圏として大陸進出への志(こころざし)と重ねる部分があったからです。

早い話が憲法改正したり自衛隊を国防軍として明記して、日本を再び旧日本軍のように軍国主義にしたい、日本人はアメリカのする戦争の兵士の駒として戦地で死んでほしいという願望の反映です。

吉田松陰などの明治維新側が主人公なのは言わずもがな。

安倍晋三首相の先祖、麻生太郎元首相の先祖が長州藩の維新志士だからです。

それどころか2019年に東京オリンピックのことを大河ドラマとしてやるなんてモロに分かりやすすぎます。

条件5のように2013年の八重の桜=東日本大震災による東北支援、2018年の西郷どん=熊本大震災による九州支援は例外的に優先されたものです。

ただ、正直なところ、震災以降に大河ドラマで明智光秀が避けられているのは、間接的にも細川護煕元首相の反原発活動を支持する形、更に謀反を支持するような形になってしまうことを懸念してだとも個人的に考えています。

必然的に細川護煕元首相の細川家の話まで出てきてしまうからです。

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