三大都市以外(東京、名古屋、大阪以外)の県に住む人は受験をそこまで意識しなくていいです。
私も最近知ってショックでした。
理由は「進学率」。
進学率は進学先の「指定校の多さ」で決まってるからです。
どういうことか?
学力関係なく都市部の指定校枠が多い
例えば、都市部の高校の一つの大学に対する「指定校枠」は30人以上あったりします。有名大学のある都市なら特に多いです。
その高校の学力がどれだけ低くても。
地方の高校の人は
「えー!?都市部の指定校ってそんなにあるの!?1~2つが普通じゃないの!?」
と驚くでしょう。
そうなです。
「三大都市部以外の高校」は一つの大学に対しての指定枠なんて1、2人くらいです。
週刊ダイヤモンドで特集されたことがありました。
私自身も実際に高校の古株の教員から聞きました。
都市部の大学と高校で進学率の高さをアピールする裏がある
例えば、宗教系の中学・高校が有名大学への進学率が高いのは、縦の繋がりが最初からあるからです。
宗教系に限らず(というかどの大学も無宗教はあり得ない。何からの宗教母体が必ずある。)
進学先が国立・私立に関わらず、
点数の高い低いに関わらず、
お金を出して進学ルートを作っているからです。
国公立だろうと私立だろうと、金を出して指定校を買って、自分の中学や高校を「進学率が高い」と売り出そうとするのです。
そんなこと当たり前。
利権絡みで学校側が生徒を有名校にねじ込むことなんて今でも常(つね)。
だから高校が進学率高く、大学も偏差値高く見せるのは必然です。
受験には明確な地方差別がある
なぜなら「まともに真面目に勉強した地方の人」が「入りにくい」ようにさせておくため。
指定校枠の中学→高校→大学の縦の繋がりの利権絡みの話がバレるからです。
例えば、京都大学の受験生で、
「真面目で成績の良い地方出身者」と、「不真面目で成績の悪い京都府出身者」がいたらどちらを取るか?
不真面目で成績の悪い京都府出身者を採るのです。
そちらの方が、地元の進学率向上につながるから。
なんと真面目が報われない理不尽な話か。
この裏を知った時、本当に日本人は子供の頃から官僚に競争で遊ばれてるんだなと気付きました。
一見みんな平等な条件でやってるようで、ただお金の利権で遊ばれているだけなのです。
だから地方の人はそこまで受験を意識しなくていいです。
学歴劣等感の競争に乗せられる必要はありません。
受験はオンラインで良い
これを聞いても尚
「いやいや、受験は大切な通過儀礼だし、良い大学にいかないと将来も危ないよ」
とか言う人は本当に信じなくていいです。
都会かぶれして国に洗脳された古い考え方の人です。
自分の歩んだ道を認めさせたいだけです。
その幻想はすでに壊れています。
MOOCやオンライン大学の登場により学歴自体が意味のないものになっています。
重要なのは誰から、どのようなことを学んだか、です。
かくいう私も国立大学にいたが、別に相手が中卒だから意見を聞かないということはありません。
その意見が素晴らしいものであれば逆に学ぼうと感じます。
統一試験は消えてなくなるべきもの
リバータリアンの立場を言えば、国の利権のセンター試験なんぞ即廃止すべきです。
国立学校は全て消えるべき。
全て私立学校にすべきです。
それで競争で授業料も安くなり、教師(当然、資格公務員でなく会社員)の質も良くなります。
低所得者層も助かる。
地域限らず転校も期間も自由。
義務教育はせいぜい小学校低学年までです。
地方の真面目で点数の高い生徒より、都市部の不真面目で点数が低い生徒を合格にさせてしまう
都市部にある有名進学校を受けた2人がいたとする。
真面目で点数の高い地方の生徒と、不真面目で点数も低い都市部の生徒。
実際の実入試で地方の生徒が点数が高くても、
点数の低い都市部の生徒の方が、学校同士のお金の利権絡みの関係でねじ込まれのです。
国立でも私立でも同じ。
これが日本の受験入試。
私が小中高と12年間、学校を皆勤し、更に大学4年間まで真面目に皆勤しつつある私がたどり着いた結論が
「義務教育はせいぜい小学校低学年くらいまで。別に通わなくてもいい。国立学校は全てぶち壊し、全て私立学校にすべき。」
というリバータリアン的なものでした。