欧米ではアルファベットの頭文字から、指定された内容(国、市、川の名前)を思い付くだけ答えて、多く答えられた人のポイントを競うゲームがあるそうだが、
日本では山手線ゲームやマジカルバナナが相当するのだろうか。連想ではなく、頭文字から単語列挙は無限に候補がありすぎる。

やはり思いつかない。共通概念の連想ゲームは日本語は成立するけど、同じ頭文字だけで実在する固有名詞以外もOKにしたら相当に多い。「日本語は空気で決まる」ので、正しさより「ふさわしさ」になってしまう。

「やかんが沸騰した」はなぜ伝わる?
比喩から考える言葉の不思議 https://kyoto-u.ac.jp/kurenai/202103/gakumon/index.html 「示したいもの」の代わりに、近くにある「別のもの」を利用して伝える比喩表現を「メトニミー(換喩)」という。

名詞を因子分解したり因子に分けて他のものへ抽象度を上下し続ければマジカルバナナは終わらない気がするけど、こちらに流されるともはや何でもあり感がある。

実際に外国人の方とこのゲームを試してみたら、自分の住んでいる国に情報が限定されたのが面白かった。
例えばAでも愛知県とか熱海市とか、アルファベットで日本の陣地に引きずり込むといくらでも出てくるのですが、その場所を相手が知らない場合、本当に存在する場所なのかを確かめる作業になる。