社会心理学の社会的インパクト理論(Latane&Wolf)では、1人の個人の影響力の及ぶ限界は50人くらいだとされている。
講義をしても100人以上だともう影響力はなくなる。
ある集団が50人を越えると、その中から他集団ができてしまうため、影響力がなくなり統率できなくなる。
その影響(インパクト)は、影響の発信源の地位や権力などの強さ(a)、受け手のと距離的な近さ(b)、受け手の人数(c)で決まる。
a×b×c=社会的インパクト(I)。aとbを固定するとI=kN^iとなる。(k、iは定数i<1)でNが一定レベルを超えても影響力は変わらない(大体50人)
つまりSNS(Twitter、Facebook、LINE、mixiなど)でフォロワーやフレンドの人数が50人以上いる場合、自分がその人へ情報発信しても影響力は薄い。
逆に人数が50人以下の人への発信は影響力が強い。
Twitterでもフォローしている人が50人以上の人への自分の影響力は弱い。
しかしリツイートの可能性があるので他集団で影響力を持つ可能性がある。