寝たきりの父に久々に怒る

寝たきりの父に久々に怒る。

今年の夏に意識状態なく危篤し、秋に回復したので、夜間の介護コールの回数が減った。
パーキンソン病介護闘病日記-2023年夏-

私も安堵して旅行などで距離を取る時間を増やしたが、ベッド上で座って食べることが出来るようになった分「おーい、りんごはどうしたー?早く切って持ってこーい!!」とモンスター化している。

意識のなかった状態から比較すれば、それは「元気になった」と判断して柔軟に対応していた。

しかし衝撃を受けたのが、父が従兄弟などからもらっていた見舞い代の総額50万円を宝くじに全賭けして溶かしていた。
年金生活の月6万円でよくそんなことするなと。

私が注意したら「病人の俺の唯一の楽しみを取るな。とっとと次の宝くじを買ってこい!一攫千金だ!」「俺の金なんだから自由でいいだろうが!」と、
私も貯金を切り崩しながら介護し、母親が父親のオムツ替えで泣いている中、他人のカネを使って、他人を動かして、大損して開き直っていたので。
さすがに私も怒ってしまった。

油断した瞬間に生まれた共依存

今までどんな気持ちで家族や親戚が何度もお見舞いしに来てくれたのかと。ギャンブルのカネをプレゼントしに来てくれたわけではない。
認知機能の低下なのか、知能指数の低下なのか、人間としてのクソムーブが目立つ。
逆に要介護の寝たきりで、そこまで外道なことがよく出来るものだ。
今年は父はずっと寝たきりだったので、本人も金銭管理どころではなかったが、父が回復して油断していた私の落ち度でもある。

寝たきりの危篤から回復傾向になった父は、献身的な母親と比例して、どんどん暴力的にモンスター化して、私の知らないところで母親を使って横暴に買い物をさせていたわけでした。なんで従うんだ?と思うでしょうが、これはDVの共依存と同じ。モンスターでも「見捨てられたら怖い」になってしまっていた。

同情で他人のカネを集めて他人を使ってギャンブルで溶かす

親戚や知人などから頂いたお見舞い代で、寝たきりで反応もなかった父の代理で私が受け取っていた分は、私が別口で保守しており、大切に少しずつ父の医療費や介護代に当てていたので守られた。

しかし、従兄弟などから父親へ直接渡された分は、私も把握せずノーマークで、寝たきりから回復してきた父のバグった金銭感覚により宝くじで溶かされていた。しかも50万円と金額がデカい。
家族にすら隠して「恩を仇で返す」行動の落差の衝撃に、私も怒りを禁じ得なかった。

金銭管理に注意せよ

今回、宝くじでお金を飛ばした父も、去年亡くなった認知症の初期の祖母も、下手に家に一人でいると金銭管理でヤバいことをやりだす。
祖母も10年前「これから人がたくさん来るから、玄関を大きくしないと」とか言って勝手に工事業者に工事を受注していた(止めた)
しかもそれを「憲一がどうしてもやってと言うから、私が代わりにやってあげた」と周りに伝える。私は頼んでもいないのに「他人のせい」にする。
先んじて関係者に「私の祖母から頼みごとが来てもウソですので乗らないでください」と釘を差して防いだのを覚えてる。

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