はてなブックマークの「低能先生」にHagexさんという人が刺殺されたというニュースがあった。
「低脳先生」は、はてなブックマークを中心に活動していた“荒らし”。
誹謗中傷を繰り返し、凍結されても新規アカウントで復活、頻繁に「低能」という言葉を使うためユーザーから「低能先生」と呼ばれていた。
「はてな匿名ダイアリー」に投稿されたものには
「おいネット弁慶卒業してきたぞ」
「俺を『低能先生です』の一言でゲラゲラ笑いながら通報&封殺してきたお前らへの返答だ」
「これから近所の交番に自首して俺自身の責任をとってくるわ」
と犯行の理由や、これから自首することが書かれていた。
はてなを象徴するような事件である。
インテリこじらせおじさんの魔境はてな vs いじめおばさんの巣窟発言小町
https://libpsy.com/hatena-vs-hatugenkomachi/3959/
語尾に他者軽視すればはてなブックマークになる
語尾に低能とか低学歴とかバカとか他者軽視の単語をつければ「はてなブックマーク」のおじさんになりきれる。
文頭に「ドバイからこんにちは。年収1000万円の夫の妻です。」とつければ「発言小町」のおばさんになりきれる。
はてなのおじさんは、幼児的な万能感の二分法思考から強烈な唯物論者になるけど、そこから唯物論の共産主義へ行くこともなく、なぜか年収とか学歴とか金儲けの資本主義やエリート志向へ向かってしまう。
この矛盾が精神を分断させる。
なんでアメリカは資本主義で金儲け主義だけど、唯物論じゃなくてキリスト教なんだろう?
とか疑問に思わないところが、本を読まず、プロテスタンティズムの歴史すら学ばずに、自分の万能感だけで考えようとする思考回路を察してしまう。
15年以上インターネットの匿名掲示板系サイトを眺めていて思うこと
私自身はそれぞれ専門版くらいしか閲覧することがないが、全体を見ていても匿名掲示板は昔よりは殺伐としなくなった。
そもそも識字率が低かったり、文章読解力、想像力、罵詈雑言の汚言症だらけで会話にならないことが多かった。
キャッチボールしていたはずが、大乱闘スマッシュブラザーズXをやっていたような気分だった。
TwitterやFacebookが登場して普及した2010年頃からは、長文が書けないそういった層の方々はSNSに流れてしまったから落ち着いたのだと感じる。