実は世界地図の大陸の大きさは実際の大きさと違うとを知っていますか?
現在、私達が普段目にする世界地図はメルカトル図法で描かれています。1569年に公表されたものです。
これは海を航海するため正確な角度で描かれていたので便利だったのですが、高緯度になるほど地図が歪むのが弱点です。
角度が正しいため海を航海するには非常に都合がよかったのですが、高緯度になるほどいびつに拡大されてしまいます。
高緯度地域の形や面積が正しくないのです。
thetruesize.comというサイトで見ると「本物の世界地図」の大きさに驚かされます。
https://thetruesize.com/
具体的にどう違うかと言うと、
・北半球の国が大きく描かれている
のです。
実際の大きさを見てみましょう。
実は大きい日本
黄色が日本です。
日本は小さい島国と言われていますが、ヨーロッパやロシアを縦断できる大きさがあります。
アメリカの大きさ=オーストラリア=中国
黄緑がアメリカです。
実はオーストラリアと同じくらいのサイズ。中国とも同じ程度のサイズであると分かります。
中国の大きさ=オーストラリア=アメリカ
水色が中国です。
中国とアメリカ、オーストラリアを比べてみると大差ないことに気付きます。
ロシアの大きさ
紫色がロシアです。
地図の上の方にズンとある大陸でも移動させてみるとオーストラリアや中国やアメリカより少し大きい程度だと分かります。