脳神経系の薬(パーキンソン、精神病系)副作用で便秘薬+酸化マグネシウムの危険性

これは経験則だが、脳神経系の薬(パーキンソン、精神病系)の副作用の大半を胃腸系で受けるため、
慢性的な副作用を緩和するため胃酸抑制薬や酸化マグネシウムを併用した場合、まれに脳神経系の薬効が弱まって幻聴や幻覚が表出することがある。
 
酸化マグネシウムは胃酸があること前提のため。

 
酸化マグネシウムに幻覚の副作用はないが、遺産抑制薬とワンセットで処方して効果が打ち消され、便秘が起こって、そこに精神疾患やパーキンソン病などの脳神経系の薬が入ると幻覚で何かおかしくなることが多い。機序は薬物代謝が遅れ薬効が減少するからだろうか。
 
腸の便秘薬である酸化マグネシウムは胃酸が出ていること前提でつくられているので、抑制剤などで胃酸が抑制されていたら効き目が鈍くなります。それで便秘になるのを繰り返すことがあります。薬剤調整にもよりますが、できるなら乳酸菌で超活性化して食物繊維とミネラル、オリーブオイルで腸を潤滑させたほうが良かったりします。
 
私の父もパーキンソン病で寝たきりですが、2年前、便秘解消に酸化マグネシウムが処方された瞬間に幻覚がひどくなったことがありました。
ただパーキンソン病だと脱水やレビー小体認知症なども疑われるので、必ずしも薬が原因とも限りませんが、私の父の場合は確実に酸化マグネシウムが原因で、別の便秘薬に変更したら幻覚はなくなりました。
 
 
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