均等に発表できる機会チャンスのあるインターネット時代は大乗の世界

「音楽がネットで安くダウンロードできるようになったので、ミュージシャンが生活できず、音楽を目指す人も減り、教育もできず問題だ」という意見を聞きました。

しかしこれは真逆です。

インターネットが普及する以前は事務所の面接で採用されないと音楽発表する機会もありませんでした。

そのせいで才能あっても、見た目で不採用になったり、コネもなくて埋もれた人が大量にいたのです。

逆に現代は発表機会が増えてよかったのです。

買い物でも同じです。
昔は家の近所のお店にしか買い物はありませんでした。
そこでお店をやっている人たちは「最近はネットショップで買われてしまい生活ができない。お店を目指す人も減って問題だ。」と言うでしょう。
しかし、買っている人達からすれば、場所を問わず買えるになって価格も安くなって良いことのはずです。

どうしても昔の人だと、「直接会ってやるのが当たり前」という固定観念で的外れの価値観を持ってしまい、時代に取り残されて損をするのです。

そして昔はよかったと、未来の打ちこわし運動をやり始めるのです。

機械を壊して手工業に戻せば経済は良くなるか?~産業革命ラッダイト運動~
https://libpsy.com/luddite/4123/

1000人のうち1人だけが発表できる人に選ばれてその1人が永続的に稼ぎ続けて999人が野垂れ死ぬより、

1000人全員が自由に発表できて1人の取り分は少なくても機会チャンスのある方が幸せです。

仏教でいうと小乗仏教と大乗仏教です。

1人の坊さんだけを人間の代表者として幸せ解脱させるようにすれば良いというわけではなく、全員で悟りの道を目指すのが大乗なのです。

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