心理学・精神医学

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妊娠悪阻

【概要】 吐き気や嘔吐、頭痛、食欲不振、嗜好の変化。 妊娠5週~6週頃から始まり、妊娠12週~16週までに治まることが多い。 【症状の区別】 ・水分を受け付けない ・体重が5kg以上減る(体重の10%以上) ・尿にケトン体が出る ・1日に5...
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分娩1~3,4期の経過と看護

●分娩第1期(開口期) 分娩第1期(開口期)は分娩開始から子宮口が全開大するまでの期間。 陣痛周期10分あるいは陣痛頻度1時間に6回以上の陣痛開始時期をもって分娩開始時期と定義される。 分娩第1期の平均所要時間は、初産婦では10~12時間、...
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児頭骨盤不均衡

【概要】 児頭骨盤不均衡(Cephalopelvic disproportion:CPD)とは、物理的に母体の骨盤を児頭が通過することが不可能なこと。 可能性が高くなる因子として ・母体身長が150センチ以下、特に145センチ以下。 ・子宮...
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前期破水・早期破水

【概要】 前期破水とは陣痛がくる前に破水すること。卵膜が破れたことで子宮内への細菌感染リスクがある。 陣痛が始まって分娩間近に破水するのは「適時破水」といって正常な状態である。 早期破水は、陣痛が始まり、子宮口が全開する前に起きる破水である...
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授乳(ポジショニングとラッチオン)

授乳にはポジショニングとラッチオンがあります。 ポジショニング ポジショニングには様々な姿勢があります。 横抱き姿勢 1、胎児が胸の高さにくるように抱く。腕で乳児を包み込むようにしっかりと支え、自分の方へ抱き寄せる。(支えている腕の下にクッ...
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母乳育児に関する看護

母乳育児は、児が感染症、疾患にかかるリスクが小さい。母子ともに疾患が減少するので医療費の抑制につながる。 分娩室の産後すぐに児を新生児室へ連れて行くので母子分離が行われてしまう。しかも次は慣れないうちに母親に授乳を求めてしまう。 看護として...
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子宮復古を促すケア

【概要】 分娩直後の子宮は約1kgであり、子宮底は臍と恥骨のほぼ真ん中に位置している。 子宮は分娩後2日間ほぼ同じ大きさを保つが、その後は急速に縮小し、6週後にはほぼ非妊娠時の大きさとなる。 子宮底の位置は膀胱の充満や分娩によって弛緩した骨...
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出生直後の新生児の看護

児が生まれたらすぐに、医師や看護師は吸引器で児の口、鼻、のどの粘液や他の内容物を優しく取り除く。 これにより新生児は呼吸ができるようになる。 臍帯の2カ所をクランプや鉗子ではさんで、その鉗子の間で臍帯を切る。臍帯の残った部分は1~2週間のう...
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児の栄養と授乳

正常な新生児は、出生後4時間以内に哺乳を開始する。 母乳栄養の利点として、母乳は必要な栄養を最も消化しやすく吸収しやすい形で与えることができる。そしてIgA抗体および白血球による感染症予防。また便と腸内細菌叢のpHを適切な状態にするため、新...
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先天代謝異常スクリーニング検査

先天性代謝異常症マススクリーニング 先天性の病気を早期発見し、早期に治療することで、障害の発生を未然に防ぐ方法として、新生児全員に対して、先天代謝異常のマススクリーニング検査が行われている。 新生児スクリーニング検査とは、新生児期の精神発達...