あまり知られていないがカルピスは仏教用語だ。
原子の「カルシウム」と、サンスクリットの「サルピス」(sarpis:熟酥=醍醐=最上級乳製品)を合わせたもの。
しかし英語だと「cow piss」(牛の尿)になってしまうので、「CALPICO」(カルピコ)という名称で販売されている。
サンスクリット語で「サルピス」(sarpis)は最高に美味い乳製品(大般涅槃経より)を指し、英語でも「カウピス」(cow pisss)で牛の尿を指す。
妙な「牛」の因果を感じる。
それもそのはず。
実は「cow(牛)」の語源は印欧祖語(インド・欧州)の「gwou」だ。
驚くことに「cow(牛)」と「beef(牛肉)」も同じく印欧祖語で同語源の「gwou」。
ラテン語とフランス語を通してgwou→beef(英語)になった。