数式を解いているうちにゾーンに入って、神との対話が始まり、恍惚エクスタシーに達する自閉症スペクトラム障害的な気持ちは、私もやってたので死ぬほど分かるのだけど、固着したこだわりと対象愛へと進化しない自己愛により、社会性の欠如が起こって世間との摩擦に苛まれる。

青白い光が見えてきて万能感に似た幸福感に包まれる。
アスペルガーの子がよく電車の線路や電線の平行線を見ながらフリーズしてしまったりする。
本人も無意識に、数学的な美しさに無量空処。


自閉症の「世界との一体感」

自閉症の「世界との一体感」は、絶対に安心できる普遍の「数学的な法則性」が恍惚ゾーンへ入る導入線になっている。

三角形のピタゴラスや、ふとした電線の重なりや、自然の黄金比を見てしまったら無意識にも数式が頭に流れ込み、神と会話してるような荘厳な宇宙との一体感を得る。

発達障害は、神の啓示のごとく数学的に演繹思考するため、最初に確固たる理想のゴールイメージがあって、それに現実を合わせようと凄まじいエネルギーを発するが99%は周りを迷惑に巻き込んで空振りに終わる。
この思考は神学(数学)なので理系の科学(帰納法)とは真逆だから。「局所解の罠」にハマる。

エネルギーを一点突破出来れば強い

発達障害の、宇宙全体に拡散していくエネルギーを、装置で収束させてメガ粒子砲のようにエネルギーを一点突破出来れば強いのだが、
論理構造を切り分けて関連付けられずに局所解の罠にハマるか、明後日の方向へ暴発させるので、
漫画家と編集者のように誰か理性的なパイロットがいないと一人で溶ける。