囚人のジレンマになった時に自己愛の典型行動を抑止する方法

心理学・精神医学

ゲーム理論の囚人のジレンマの構図になった時は協力行動するのが全体の最大利益になる。

しかし自己愛の人だと「自分だけが目立てる得」だけを取りに行ってしまう。

よって「自分だけが得する」か、それが無理なら「周りを損させるか」の立場を取る。

結果、自分がそれで損する。
思考回路が読みやすいと言えば読みやすい。

裁判で例えると、完全に勝ちゲーなのに仲間に自己愛が混ざると墓穴を掘りかねない。

全員が協調行動すれば最大利益で勝てる。しかし自分の利益のみを優先して目立とうとしてしまう。

簡単に言うと調子こいて出しゃばるので台無しになってしまうのだ。

サッカーや野球でも勝ってると調子こいて自分だけ魅せプレイして相手を煽るとやられる。

わりとリアルに協調行動が最大利益になる状況なので、囚人のジレンマにハメられて仲間割れだけは避けたい。

誓約書に同意してもらう

対応としては誓約書を書かせることである。
非合理行動に対するのは、理性・合理的な行動。

それは法律の枠に当てはめてしまうことである。

事前に自己愛の人が暴走しないための抑止力として契約書を書かせて裏切れないようにする。

ここまで先を読むのだ。

例えば、共同研究でもチームに自己愛がいると、まだ完成も発表もされる前から「俺こんな人類最強のこと今やってマース!全部俺の手柄デース ウェーイww」と情報漏えいして折角の研究を台無しにしてしまう。

だから事前に「秘密保持契約書」にサインして頂く。

自己愛の矛先が自分に向いているうちはいいが、注目賞賛が得られないと他人の評価を落とすことに転じる自己愛。

なので本来は興味を自分の筋トレ等の自己研鑽にひたすら転嫁させば、回し車で回り続けるハムスターのように自己満足してくれるのだ。

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