喫茶店カフェ経営の起業相談を受けた時の話

政治経済・近代学問

自動車ディーラーに行ったらある整備士さんが「時田さんみたいに独立して起業したいです」というので、びっくりした。

どこで私の正体を知ったか知らんけど。

随分と真面目に話をしてくださったので、恐縮ながら1時間ほどレクチャーした。

何かといっても、本当に好きなことを続けるしかない。

どうも喫茶店・カフェ・飲食店をやりたいようだ。

まずは二足わらじから

「今働いてるのを辞めて好きなことを…」というとリスク高すぎるので、

まずは二足わらじから始めることを勧める。

働きながら趣味をお金にかえる方法を模索する。

独立経営したいのか、集まれる場所を作りたいのか

男女問わず「喫茶店とか飲食店をやりたい」と言う人は多い。

ただよく話を聞くと「経営したい」というより「気の知れた友達と集まって飲みたい」というイメージが先行している場合が多い。

それなら起業せずにダイニングを改装したりして自宅週末カフェとして友達呼べばそれだけでいい。

なので私は自宅の一部や職場の一部を改装して、そこでコーヒーを提供することから始めてみることを勧めた。

まず提供できるレベルに達してそれからである。

どちらにしろ、自分は「経営」なのか、「みんなで飲みたい」だけなのか、その見極めにもなるいい実践だろう。

喫茶店経営の最終段階

先日は岐阜市の山田珈琲という老舗の人気喫茶店へ行って話を聞いた。

元々は喫茶店だったが、どんどん物流センターのようになっていったそう。

どういうことか?

つまり客に提供する側から、他の喫茶店へ豆を仕入れて卸す側へとシフトしたのだ。

オリジナルブランドを作り上げて量産して売る。

これが喫茶店経営のゴールイメージなのだ。

スタバもドトールもこれを日本規模、世界規模に拡大させただけで仕組みは同じ。

経営となると単にコーヒー好きだけではいけなくて、独自にブランドを作って売ることになる。

私の大好きな「小川珈琲」もこれと同じだ。

週3日しか開店しないイタリア料理の人気店

田舎のイタリア料理の人気店にも行った。人気店で要予約。それもそのはず週3日しか開店してない。

自宅の一部を改築し20名程だけ入れる。

畑で自家製の野菜を使って地産地消。

食べログ評価も☆4。

週末カフェの延長線上でこれも良いゴールイメージだ。

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