農林中金の米欧債10兆円売却で円高にならない理由

リーマンショックからアメリカ様の命で債券を高値の時に買わされ、円安かつ債券最安値の今に売らされる。
こうやってJAやゆうちょの日本円の預金は外国へみつがれた。

農林中金、米欧債10兆円売却へ 損失処理で赤字1.5兆円:日経

 保有する米国債や欧州債を10兆円以上売却

リーマンショック時に、アメリカのサブプライムローン損失を、日本の農林中金とゆうちょの日本人の預貯金で、赤字のゴミ債券やCLO等のハイイールド債を買わされて日本円をアメリカ様へ献上する「トイレットペーパー代わり」にされたが、
また今回も新しいハイイールド債を買わされるだろうなと。

嫌な予測が大当たりしてしまった…

農林中金、株式やCLOなど幅広い分野への新規投資検討-外債処理後 https://bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-19/SFAZLST1UM0W00?utm_campaign=socialflow-organic&utm_medium=social&utm_content=japan&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan&utm_source=twitter

リーマンブラザーズの歴史を語るときにアメリカ単独で語られるときが多い。
何でその後に「三菱UFJモルガンスタンレー証券」「野村リーマンブラザーズ証券」になったのか?
ゆうちょと農林中金の米国サブプライム株も「日本が尻拭いで買わされた」所まで語られないよな、と。

今年度中に農林中央金庫が10兆円も外債を売却するということは、外貨で運用されていたのを円に戻すので円買いになる。
ドル円を1円動かすのに約1兆円の為替介入が必要(やっても数日で戻るが)なので、段階的に10円分の円高圧力になる。

農林中金は、それで日本国債でも買うのかな?と思ったら、ゆうちょと同じくCLOハイイールド債を買って、またアメリカ様へ今度はもっとハイリスクに日本人の預貯金をみつぐ模様。本当に将来的に危うそう。

ではドル円145円になるか?というと
適正値120円台、理論値145円台、現状158円
と米金利差ブレ幅が凄まじいことになってて、円の力がなく、米国株の下落を待つしかない。
その米国株もNVIDIAのみが一強で支えてるだけ。今年度中にNVIDIAが下がるか?で円高になる。来年からまた米国株は上がる。円安。

去年は夏から半年もドル円149円レンジで固定されたが、今年は159円で固定されそう。また秋まで。
6月時点で日経平均が上がらなかったので、もう秋まで上がることはない。

日本株の株主はアメリカ株なので、アメリカが上がらなければ日本が単独で上がることはない。
ドル円159円前後で張り付きながら、ダラダラと株価を下げていくだろう。オーメンも点灯したので撤退。

表向きは、トランプ政権でロシアと仲良くなったアメリカに対して、サウジアラビアが怒ってドル離れで人民元決済へ離反して、その回収をイスラエルの戦争による物価高とドル高で回収してきた流れ。それ故の相対的な通貨安。

北朝鮮がロシアの属国であることを忘れている人が多く、トランプ大統領の時のように、アメリカとロシアが仲良くなると、アメリカ属国の韓国が北朝鮮と仲良くなって朝鮮統合へ向かい、同じくアメリカ属国の日本が北朝鮮のようなアジアのサンドバッグ役割の立場になる。

少なくとも20年先には、インドネシアバブル景気と北朝鮮バブル景気と言う西側・東側諸国の投資による面白現象が見られそうだ。

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