人は誰しも自分の帰属先を求める。「鏡」と「理想」。
母親のような共感と、父親のような理想。
父性が弱ければ、大きい法則や規則や法律や国家に理想コミット。
母性が弱ければ小さい人間関係に共感コミット。そこで父親代わり、母親代わりを探してしまう。
片方に偏ると依存。どちらもバランスを。
「なんで社会問題になんかコミットするの?何の意味もないのに」
「なんで人間関係になんかコミットするの?何の意味もないのに」
これらの相反。
前者は母親不在。友人の人間関係の共感へ依存する。
後者は父親不在。国家や会社や社会やルールの理想へ依存する。
母親不在だと、何でも共感してくれる母親を友人コミニティの人間関係に求める。
父親不在だと、自分を導く理想的な父親を社会やルールの中に求める。
両輪があれば安定。
片方だけは脱線。
両方ないとアノミー(無連帯)で自殺か殺人の精神病。
どこにその人がコミットして他人に役割を求めているか。
ここを見極めることが大切なのです。