最近「クズな男や女の見分け方」を聞かれました。
クズという言い方もひどいと思いましたが、最低限のラインを見分けることはできます。
見分ける最も簡単な方法は、
「弱者を思いやれるかどうか?」
です。
8割方の人間はクズである
はっきり言うと、8割方の人間はクズです。
ここでのクズの定義とは「弱者を思いやることができない」ということです。
弱者とは、子ども、病人、障がい者(身体・精神)、貧困者、高齢者、動物、植物などのことを指します。
もしいじめられた経験のある人は、「スクールカースト」を思い出してみてください。
「ぐずる」と「あやす」が日本の職場や学校の環境を悪くする根源
1割の中心となるいじめっ子集団に付き従う7割の傍観者の群れがいたでしょう。
1割~2割の人は本気になってあなたを異物として排除しようとし、6~7割方の人は同調圧力に負けてあなたを人権侵害行為でいじめていたのです。
この時点で人間不信になったのはご察しします。
しかしパレートの法則で裏を返せば1~2割は本気になればあなたの味方をしてくれたでしょう。
あなたを嫌いになる人は決まっている~パレートの法則(2:8の法則)~
クズを見分ける簡単な質問
見分ける最も簡単な方法は、
「弱者を思いやれるかどうか?」
と書きました。
具体的には、あなたの身内の子どもや病人や障害者や貧困者や高齢者の話を振ってみるといいでしょう。
どういう認識でいるか分かるはずです。
クズな人だと共感より先にそれが「良い」か「悪い」かという「二分法思考」が出てきます。
「他人に制裁を加えようとする」からそういう発想しかできないのです。
二分法思考はいつ植え付けられるのか?~強迫性・自己愛性・境界性~
普段の行動においても子どもを軽視していたり、病人や高齢者や障害者や貧困者を差別的に扱ったり、携わる者を偽善だの言って罵っていたら明らかです。
次に自己中心性と操作性で線を引く
次に自己中心性と操作性で線を引きます。
例え何歳であろうとも5歳児程度から脳の血流が本当に止まっています。脳の発達が止まっているのです。
他人を思いやれるほど自我が成熟していません。
だから弱者に対する態度でクズかどうかを見分けられるのです。
自己中心性
自己中心性から脱却している必要があります。
要するに人間として「他人を考えられる能力が発達しているかどうか」ということです。
人は誰かに認めてもらうことで相互に自分を認識して成長します。この世に他人なくして自分は成長しません。
自分にとって良かった人も悪かった人も過去にいたと思いますが、それが清濁併せ呑む気概で自分を内省できているかどうかがポイントです。
表出する行動として「汚言、他者軽視、武勇伝、過度な一般化」と言った自己中心性が分かりやすいです。
言葉遣いで、他人を見下しながら汚言を吐き、自分の自慢話を社会の常識のように高らかに話す人はもうアウトです。
操作性
幼児的な自己中心性から脱却できていない人が同時にやるのが「幼児的操作」。
他人を巻き込む「操作性」です。
過去を後悔させようとする言動、罪悪感を植え付けようとする言動、同情させ恩着せがましいことを言う操作性。
一部の「弱者を装うタイプ」は密着してきます。
過去の事例だと、運命の赤い糸がとか、ソウルメイトがとか言って近づいてきてカネだけ奪って逃げる人もいました。
そこに奇妙なくらいな同情話があって良心を利用しようとしてくるのです。