自己愛性障害の初期として
「その程度のこと知っていましたよ」
「あーそれは誰でも知ってる」
「そんなことも知らないのか」
の仮想的有能感と過度の一般化から
「自分発祥は善、他人発祥は悪」
までIQ低下し、誇大自己と非現実的な二分法思考の世界で統合できなくなって精神病へトブまでは早い。
精神病質な人は自己愛が流血して外界へ漏れ出てくると必死にそれを統合してかき集めようとするのだが、
外界を内在化するのに「心理的抵抗」がありすぎて認知的不協和を起こす。
その苗床が5歳児頃の幼児的な万能感からの殻を割れなかったことにあるので
脳がその頃まで退行する。それに他人を巻き込む
自己愛性の基本的な二分法思考「この世の全ては自分発祥。それ以外は悪。」
自己愛性人格障害は、他人に教えてもらっても「この世の全ては自分発祥で善。それ以外は悪。」と考える。
そのため、自分から聞いたのに、教えてくれたり、助けてくれた人に対して「そんなことは誰だって出来る！思いついたのは私！こいつは無能！」と感謝する以前に、恩人へ唾を吐き捨てるので一撃で信用を失うのです。
なぜ天邪鬼な行動をするのか？
自己愛性は総じてIQが低いので、なんでこの他人を操作する典型行動を取ってしまうかというと「被虐待児がなでられると、殴られると感じて防衛する」のと同じで、優しさに対して内在化できずに拒否反応が起こり、他人の愛情を試そうとするから。
健常な人にとっては「心がある」と有神論的に考えたほうが救いがあるのだが、
発達障害や精神障害に対しては「心などそんなものはない」「絶望で人としてあらがえ」とニーチェのように強烈なニヒリズムからの超人思想を突き付けたほうが救いがある。
