国→地域→国民で、中間の地域包括組織が機能しているのが正常。経済も心理も受け皿があるので流動的に回る。
しかし国が25年間、規制や増税したせいで地域ごと中間層を形骸化が起こり、
国→国民とダイレクトに押し潰し。雇用か失業かのように中間がなくなってしまう。家族体系も分断。
社会的孤立したら?
なので「社会的孤立」したら、早期にフォーマル・インフォーマルな人的・経済的・社会的な資源と結びつけて補足部分を「囲う」ことが最善。それがソーシャルワーク。
ただ社会的孤立した当事者は能動的に行動できないので、身近な範囲から機会を提供することしかできない。
公式の制度等に基づく医療福祉サービスをフォーマルサービス、非公式をインフォーマルサービス。
通常はフォーマルで支えきれない部分を地域福祉の社会資源(インフォーマル)を活用して回す。
しかしフォーマルのみならずインフォーマルさえも休止しているので地域包括支援ソーシャルワークがボロボロ。
人が自殺や殺人する根本は悩んでいる時ではない「孤立」したとき
人が自殺する根本は悩んでいる時ではない。
社会的にアノミー(無秩序・無連帯)になった時。デュルケーム自殺論。
好きな集団でも否定的な集団でもどこにも帰属意識が持てず、行動慣習や規範意識も砕ける。
死という究極の自傷行為以外に自己認識と承認が得られないと思った時。
さびしさの最高潮なのです。