ガンプラを作ったら写経だった

日々の研究日記

ふと思い立って、押し入れに残っていた「関羽雲長ガンダム」のプラモデルを作りました。幼少期によく作っていました。
今では医療者として注射や手術など、自分の医療行為の手先に活かされたと思います。

4時間ほどぶっ続けで集中できました。

頭、胴体、両手、両足で各1時間程度かかります。
昔は宿題達成のご褒美にプラモデルを作っていました。

勉強に集中して、その後にもご褒美にプラモデルに集中するとか、何の生産性もないのによく出来たと思います。
しかしながら生産性だの私利私欲でチンケなことより、作成する過程で「自分を見つめ直す」いいきっかけになりました。

・左右対称(手足)でパーツを間違えた際の非可逆的なリスク
・ガンダムマーカー墨入れ工程での一発でなぞらなければいけない集中力
・集中力の乱れが次の工程の乱れへと繋がる(心が乱れた際のリカバリ)
・一挙手一投足の自分の作業の前後の雑さを反省しながら作業を最適化させる

この過程は「写経」「習字」に近く、墨字で長文を書く際に非可逆的な「止め」「はらい」などに集中する、ミスしたら最短でリカバリする心身訓練のプロセスが大切なのです。

タイトルとURLをコピーしました