コントロールできなくなった自己愛性。放っておくと風船のように、どんどん他人への見下しの誇大妄想が爆発して、精神病へと至ります。
なぜそれが気になるのか、尊敬できる人はいるのか、なんでそれで生き辛さを感じるに至ったのかと、腫れ物に触るように少しずつ体感的なスケールを戻していきます。

深刻な自己愛性の場合、何を聞いても「その程度のこと知っていましたよ」「お前らはそんなことも知らないのか」の虚勢と他者軽視しか返答がないです。
例えば
未曾有の大震災が起こっても「知っていましたよ」
目の前に本人の知らないフルーツを置くと「私は全知全能なので存在してません」と、認知の歪みどころか認識さえ上がりません。未知が恐怖で見えないのです。
根底は、徹底的に「脳を過去で時間停止」させているので、どこで脳が止まってしまったのかを探ること。